4月3日 ウルトラQ ペギラ襲来で真夏の東京が氷河期に突入!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月3日(1966年)

テレビマガジン編集部

東京にペギラが出現!

すると、黒煙とともにペギラが出現。東京は凍りつき、まるで氷河期のようになってしまう。関デスクは当局にペギラの弱点が南極のコケから採れるペギミンHだと伝えるが、効力が学会で公認されていないから使えないと言われてしまう。

そこで、自分たちでペギラを倒すことを決意。万城目に、北アルプスにある極地植物研究所に保管されているペギミンHを取りに飛んでもらおうとするが、電話が不通になっていたため、由利子と治男少年を伴って星川航空に車を走らせる。

しかし、ペギラに出くわしてしまい、冷凍光線に伴い発生する反重力現象によって車が舞い上がってしまう。無事に着地するも、雪とコンクリートに阻まれて脱出できない。わずかに開いたドアから、治男は星川航空に向かう。しかし、ペギラによって吹き飛ばされてしまった。

そのころ、星川航空では寝ていた男が目を覚まし、銃で万城目たちを脅していた。男は有名な元零戦パイロットの沢村で、宝石泥棒をしてセスナを奪って逃亡しようとしたところで眠っていたのだった。そこに、ボロボロになった治男がやってきた。

治男は、ペギラの出現とそれを撃退するペギミンHが北アルプスにある極地植物研究所にあることを伝えると気を失う。やってきた少年が自分の息子・治男であると気づいた沢村は、セスナで極地植物研究所に向かい、爆薬と混合されたペギミンHを受け取った。

そして東京に戻った沢村はペギラのもとに向かう。機体が凍りついてしまうも、セスナで体当たりし、ペギラを撃退するのだった……。

冷凍怪獣 ペギラ

暴れてビルを破壊。さらに冷凍光線を吐き、東京を氷漬けにした。後方にペギミンHを持ち帰ったセスナの姿が見える  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
冷凍怪獣 ペギラ

身長/40メートル
体重/2万トン

万城目が南極で遭遇したものと同一個体と思われる怪獣。住んでいた南極から北極への大移動の途中に東京を通過しようとし、各地に寒波を引き起こしながらやってきた。-130℃の冷凍光線を吐き、反重力現象によって周囲のものを浮き上がらせる。南極に生えるコケに含まれるペギミンHという物質が苦手。

ペギミンHを積んだセスナ機の体当たりで苦しむも、今回も撃破はされず、何処かへと飛び去ったようだ。

初登場エピソード:『ウルトラQ』第5話「ペギラが来た!」(1966年1月30日放送)
脚本:山田正弘/特技監督:川上景司/監督:野長瀬三摩地

紹介エピソード:『ウルトラQ』第14話「東京氷河期」(1966年4月3日放送)
脚本:山田正弘/特技監督:川上景司/監督:野長瀬三摩地

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4月3日はペギラが東京に襲来した日

4月3日は、万城目が南極で遭遇したペギラが東京に襲来したエピソードの日。由利子たちに見送られ、秋田に帰る治男。その傍らには、父・沢村照男の遺骨がありました。

宝石泥棒に手を染めてしまった沢村。しかし、命がけで誰かのために行動した息子と会った沢村は、その命と引き換えにペギラを撃退したのでした。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。