『ウルトラQ』でも南極観測隊の犬、サブローが怪獣撃退のカギとなって活躍するエピソードがあります。今回取り上げるのは「1月30日」(1966年)放送の物語。
南極基地に取材に行った万城目。その本当の目的は、3年前に失踪した野村隊員の捜索だった。万城目は謎の黒煙を目撃すると、周囲の気温が急激に低下する。それは、怪獣ペギラの仕業だった。
夏の南極の気温が-100℃に低下!
基地に到着した万城目。吹雪のため、航空機による物資の輸送が思うように進まず、伊東隊員が雪上車を使うため外に出た。万城目も手伝おうとするが、隊長によって止められる。万城目の本来の目的は、3年前に失踪した生物学者、野村隊員の捜索だった。それを知っていた隊長は、万城目に野村隊員の手帳を渡す。その手帳には「またきたペギラ」と書かれていた。
すると、4トンの雪上車が舞い上がり、外の気温が-100℃にまで低下する怪現象が発生。天候悪化のため、伊東隊員を連れ戻すことはできない。万城目は、この寒波がただごとではないと考えるのだった。
※昭和基地の夏の平均気温は-1℃程度