3月7日 ウルトラマンダイナ 移動要塞クラーコフと人工太陽が大ピンチ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月7日(1998年)

テレビマガジン編集部

私たちが生きていく上で、必要不可欠な太陽。人類が宇宙に進出するネオフロンティア(宇宙開拓)時代を描いた『ウルトラマンダイナ』では、人工太陽の試作機が登場する。だが、人類をよく思わぬ者が侵略してきて、地球に大きな危機が訪れる。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月7日」(1998年)。
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レイキュバスと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

「宇宙で最も優れた生命体」を自称し、人類の宇宙進出を良く思わない水棲生命体 スヒューム。スヒュームは、スーパーGUTSの隊員たちが搭乗する移動要塞クラーコフNF-3000に取りつき、海底に沈める。さらにハッキング能力を使ってクラーコフから誘導電波を発し、宇宙にある人工太陽試験機・NSPカンパネラを南極に落とそうとしていた。

アスカはウルトラマンダイナに変身するが、スヒュームが出現させたレイキュバスに敗北し、氷漬けにされてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

人工太陽落下を防ぐため、クラーコフの自爆を決意する!

1998年3月7日は、『ウルトラマンダイナ』第26話「移動要塞(クラーコフ)浮上せず!(後編)」が放送された日。クラーコフによって誘導された人工太陽が地球に迫っていた。地球平和連合TPCは、やむなく人工太陽を破壊するため、戦闘機部隊のパッションレッドを出撃させるが、それを察知したスヒュームの命令で宇宙海獣 レイキュバスが攻撃。パッションレッドは全機撃墜されてしまう。

一方、万能潜航艇のガッツマリンでは、リョウ隊員とマイ隊員がスヒュームに襲われた南極の海底基地アイスキャッスルの生き残りを収容していた。マイは優れたプログラマーでもあり、クラーコフを奪還する方法を調べていた。調査の結果、クラーコフのメインコンピューターにアクセス可能な端末を発見するが、外部から侵入するルートは存在しない。

同じころ、クラーコフにいるナカジマ隊員は、最後の手段として自爆装置の起動をコウダ隊員に提案する。自分たちの命と引き換えにクラーコフを自爆させ、誘導電波を停止させようというのだ。その場にいた、横柄な態度の海洋開発局のエジリ主任が自分だけでも助かろうと、自爆装置の存在をスヒュームに聞こえるように叫ぶのをナカジマ隊員は押しとどめようとし、コウダは自爆装置のタイマーをセットする。
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