1月30日 ザ☆ウルトラマン 宇宙戦艦がジョーニアスを生けどりにする!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月30日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月30日」(1980年)。
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ハタリの巨大戦艦に攻撃を行うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

謎の動く島の調査に向かったムツミ隊員。その正体は巨大な戦艦であり、ジョーニアスを生けどりにすることが目的だと判明。ムツミは船長であるハタリに、計画を中止させようとする。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ムツミが謎の島の調査に向かう

1980年1月30日は『ザ☆ウルトラマン』第42話「ウルトラマン生けどり作戦」が放送された日です。旅客機が巨大な動く島を目撃したという通報を受け、科学警備隊はバーディーで調査に出発した。現場は深い霧に覆われており、バーディーは散開しそれぞれ調査を行うことに。ムツミ隊員は近くを航行しているタンカーを見つけ注意を促すが、突如そこに巨大戦艦が出現。戦艦と衝突したタンカーは爆発炎上し、科学警備隊はムツミとの連絡が取れなくなってしまう。

見知らぬベッドで目を覚ましたムツミ。そこは、タンカーと衝突した戦艦の中だった。そして、戦艦の船長であるハタリという老人が現れる。彼は、さまざまな惑星の怪獣を捕まえて動物園に売るハンターの宇宙人で、急いでかき集めた船員たちが見張りをサボったせいでタンカーと激突してしまったのだという。あの場にいたムツミだけが、運良く助けられたのだ。

ハタリの標的は、なんとジョーニアスだった。ヘラー軍団のロイガーが宇宙ハンターであるハタリを焚きつけて利用し、ジョーニアスを排除しようとしていたのだ。しかし、ハタリはそんなロイガーの真意も知らず、全財産を注ぎ込み船を改造。ジョーニアスを捕まえるために地球にやってきた。ハタリが悪人ではないと感じたムツミは、なんとかジョーニアスの生けどり作戦をやめさせようとする。
ハタリの巨大戦艦  ©円谷プロ
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