あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月14日」(1971年)。
皮膚の色を周囲の景色と同化させて姿を消すゴルバゴスが出現。MATは、7色の塗料を吹き付けてゴルバゴスを逃がさない「レインボー作戦」を開始する。
消える怪獣
連絡を受けたMATは、撮影された現場を調査する。坂田 健がスケッチしていた巨大な岩がなくなっている、岩壁に怪獣が引っかいたような傷がある、という怪獣出現の痕跡はあった。しかし、決定的ではなかったため、加藤隊長らは調査の続行を希望した郷を残して引き上げた。
日が暮れても調査を続けていた郷。すると、強い殺気を感じた。危険を感じた郷は近くでキャンプファイヤーをしていた若者グループに、怪獣が来るから逃げるように言うが、若者たちは郷の言葉を聞こうとしない。
そして、郷の恐れていた通り、怪獣が出現。怪獣の攻撃で若者たちはパニックになるが、怪獣は少しすると、夜の闇に紛れて姿を消すのだった。