12月12日 ウルトラマンガイア 人間がシミになる!? ディーンツが襲来!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月12日(1998年)

テレビマガジン編集部

マザーディーンツが出現!

原因は廃棄を依頼した業者による不法投棄ではあるが、矢淵博士は自分が事件のきっかけを作ってしまったことを悔やむ。一方、最初に玲子たちがシミを見つけた倉庫の中には、大型のマザーディーンツが隠れていて、唾液を吐いてディーンツを次々と生み出していた。XIGはディーンツたちに攻撃を開始。しかし、小型のディーンツを倒されると、巨大怪獣のマザーディーンツは巨大化して暴れはじめる。
マザーティーンツとともに倉庫に潜んでいたディーンツたち  ©円谷プロ
今日は、ミコの手術の日だった。我夢や玲子に励まされ、矢淵博士は予定通り手術に臨む。一方、病院からそう遠くない場所ではマザーディーンツが暴れていた。我夢はウルトラマンガイアに変身し戦闘を開始。玲子たちも中継を行おうとするが、周囲にはシミにされた人々が大勢おり、足がすくんでしまう。そこに、藤宮が現れた。「いずれ人間は滅ぶ。そのときになってジタバタ足搔くより、シミのままのほうが潔いじゃないか」そう語る藤宮。しかし、玲子はそんな藤宮の言葉に反論し、恐怖感から解放されたのだった。

すると、矢淵博士から連絡が入る。マザーディーンツの体内にある循環器系統の物質に、シミになった人間を元に戻す作用があることが判明したのだ。玲子はXIGにそのことを伝えようとするが、現場の隊員は話を聞こうとしない。そこで、藤宮がガイアに直接話すようアドバイスをする。ガイアに日本語が通じると思っていなかった玲子だが、藤宮に言われたとおり、事情をガイアに叫んだ。それを聞いたガイアはマザーディーンツを空に運び撃破。降り注いだマザーディーンツの体内物質により、人々は元の姿に戻ったのだった。

奇怪生命 マザーディーンツ

唾液でガイアの足を一時的にゲル状にしてしまう  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
奇怪生命 マザーディーンツ

全長/50メートル
体重/6万4000トン

緑色の雨となって降り注いだ微生物大の根源的破滅招来体がクローン細胞に宿り変貌。小型のディーンツを次々と生み出し、人間の有機物を奪ってシミのような粘着体にしてしまう。ディーンツがXIGに倒されると巨大化した。奇妙な鳴き声をあげ、ガイアを攻撃する。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第15話「雨がやんだら」(1998年12月12日放送)
脚本:右田昌万/監督・特技監督:北浦嗣巳

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

12月12日はクローン細胞に取り憑いた微生物がマザーディーンツになった日

12月12日は、緑色の雨となって降り注いだ微生物大の根源的破滅招来体がマザーディーンツに変貌したエピソードの日。シミになってしまった人々は元に戻り、ミコの手術も無事成功。玲子たちは元気になったミコの様子を報道したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。