大学では、もうひとりの自分・ドッペルゲンガーに出くわしたという噂が広く流れていた。自分のドッペルゲンガーを見た者は、死んでしまうという。フブキは「非科学的だ」とまったく信じなかったが、その直後に女性の悲鳴が響き、彼女と瓜二つの女性が逃げていくのを目撃する!
ドッペルゲンガーを追うムサシとフブキ。しかし、ドッペルゲンガーは部室に逃げ込むと姿を消した。外を探すため、ムサシが部屋から出る一方で、フブキはこの部屋が怪しい装飾で囲まれていることに気づく。ここは、オカルト研究会の部室だったのだ。
そこに現れた会長のカスミという女性はフブキを泥棒だと思い、問い詰める。そんなふたりの足元にはゲル状の液体と、芋虫大の小さな生物がおり、生物はフブキに嚙み付くが、ふたりとも気づくことはなかった。
その後、研究棟で怪電波をキャッチしたムサシとフブキだったが、鉱物研究室の入り口で反応は消えてしまう。その研究室では、不思議な隕石の調査が行われていた。実験のため、教授たちが光線を隕石に照射すると、隕石は鳴き声のような高音をあげ、怪電波の反応が現れた。
一方、カスミのもとには、現在研究棟にいるはずのフブキがいたかと思うと、研究室で反応を見せる隕石に連動するように苦しみはじめた。