あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月17日」(1997年)。
最近は出動もなく、平和な日々が続いていたGUTS。イルマ隊長は、気分転換に隊員たちをお花見に誘うが、近くの女性が苦しみだしたことに気づく。しかし、その女の正体はマノン星人だった。マノン星人は地球侵略のため、TPCの防衛システムの情報をイルマ隊長から聞き出そうとする。
GUTSが夜桜を楽しむ
桜は満開だった。お酒が飲めないムナカタ副隊長を除き、みな酒を飲みながら花見を満喫する。すると、シンジョウ隊員は近くで老婆とともに花見をしていた女性が、とても美しいことに気づく。一方、ダイゴのもとに情報局のニカイドウがやってきた。どうやらイルマ隊長に指示され、ダイゴを手伝いにきたらしい。
花見をしていたヤズミ隊員は、定時連絡をするため小型端末のPDIで本部のダイゴに連絡を取ろうとする。しかし、謎の電波障害が発生し、通信することはできなかった。一方、ダイゴも仲間たちと連絡を試みるも、やはり通信が不能だ。その原因は、近くに絶縁攪乱物体があるためだと判明する。さらに、それは1ヵ月前、GUTSが見失ってしまった未確認飛行物体だった。