【今日は何の日?】11月29日は「若草物語」の作者、オルコットの誕生日!

愛と涙と笑いあふれる感動の名作を青い鳥文庫で!

青い鳥文庫編集部

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「若草物語」作者、オルコットはどんな人だった? 

11月29日は、アメリカの女性作家、オルコットの誕生日。

1832年、ペンシルバニア州生まれに生まれたオルコット。「若草物語」に出てくる四人姉妹の2番目の、おてんばで頭の回転がはやくて、風変わりな作家の卵ジョーは、オルコット自身がモデルです。

少女向けの物語を依頼されたオルコットは、自身の四人姉妹での体験をもとに、わずか二か月で『若草物語』を書き上げました。若草物語はアメリカ中の少女に熱狂的に歓迎され、世界中に広がりました。

大ヒットを受けて、続編も3冊執筆しています。どれも青い鳥文庫で読むことができるので、ぜひ読んでみてね。

読みやすい新訳と、「黒魔女さんが通る!!」シリーズのイラストレーター・藤田香さんのかわいらしい絵で親近感もたっぷりです。

『若草物語(1)ー仲よし四姉妹ー』

個性あふれる四姉妹の日常をえがいた涙と笑いと愛の物語

作/オルコット 訳/谷口由美子 絵/藤田香
どんな本?

「プレゼントのないクリスマスなんて!」そうため息をつくのはマーチ家の仲良し四姉妹。

お金持ちになるのが夢の、美しい長女メグ。男勝りで、はきはきとした二番目ジョー。心優しくてピアノが好きな三女べス。絵が好きで少しませた末っ子エイミー

彼女たちの毎日は、おもしろいことや楽しいこともあれば、悲しいことも起こります。心温まる四姉妹と、隣人の男の子ローリーの日常をえがいたすてきな物語

『若草物語(2)ー夢のお城ー』

大人になっていく姉妹たちの人生が動いていく、ワクワクするような続編

どんな本?

「若草物語(1)」から3年後の物語。

四姉妹ではじめての結婚式、「あの人」の失恋、ヨーロッパに留学したエイミーのレディっぷり、ジョーの運命的なニューヨークでの出会い、そして悲しい別れ。

美しく、強い女性に成長していく四姉妹の生き生きとした生活をえがく、続きの物語。

ごくふつうの毎日につまった幸せを探す方法がわかるはず。

『若草物語(3)ージョーの魔法ー』

舞台はジョーが作った学園! 個性豊かな子どもたちとのてんやわんやな毎日

どんな本?

メグの結婚から10年後。ジョーが夫とはじめた、家庭や愛にめぐまれない少年たちのための学校、プラムフィールド学園ができました。

思いきりまくら投げができたり、自分だけの畑がもてたり、ミニキッチンで本格的な料理を作ったり。ジョーがかける“魔法”で、プラムフィールドには、笑い声がたえません。

いたずらっ子たちの楽しい毎日と、ジョーの施す教育がみどころ。さあ、今日は何がおこるのでしょうか?

『若草物語(4)ーそれぞれの赤い糸-』

主役は姉妹たちの子ども世代へ。それぞれの道をみつけていく、感動の最終作

どんな本?

プラムフィールドの子どもたちも、気づけばすっかり大きくなって、りりしい若者に。

医者や音楽家、放浪まで……!? 個性豊かな若者たちのは、それぞれの人生を歩み始めます。くすっと笑える失敗や、感動の成長物語の数々。

家族、友だちをいつくしみ、清く生きる「若草」スピリットに満ちた、四姉妹の物語、最終巻です。
オルコットの隠れた名作は、夢のようなラブストーリー!

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