【今日は何の日?】9月15日は「ミステリーの女王」アガサ・クリスティの誕生日!

代表作『オリエント急行殺人事件』はミステリー史にのこる超名作!

青い鳥文庫編集部

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「ミステリーの女王」アガサ・クリスティ

アガサ・クリスティは1890年9月15日にイギリスの南西部で生まれました。

1920年、30歳のときにデビュー作『スタイルズ荘の怪事件』を発表、すぐに人気作家となります。

1926年の12月には、車で自宅を出た後行方不明になり、マスコミを騒がせました。10日後には無事に見つかったのですが、記憶喪失なのか、計画的な行動だったのか、真相は今でもはっきりしていません。まさにミステリーですね。

その後も作品を発表し続け、85歳で亡くなるまで50年以上、第一線で活躍しました。発行部数は世界累計20億部を超え、聖書やシェイクスピアに次ぐといわれています。

代表作のひとつ『オリエント急行殺人事件』(1934年)は、華やかな国際列車オリエント急行を舞台に描かれました。背景には、1932年に飛行家のリンドバーグの息子が誘拐された事件や、クリスティ自身が列車の雪中立ち往生を体験したことが反映されています。国際色豊かな登場人物たちもそのときの印象がもとになったと考えられています。

あなたも世界の名作ミステリー『オリエント急行殺人事件』の世界を青い鳥文庫で覗いてみて!

『オリエント急行殺人事件』

アガサ゠クリスティ/作 花上かつみ/訳 高松啓二/絵
シリアでの仕事を終えたベルギー人の私立探偵、ポワロはオリエント急行に乗り、イギリスへ帰るところ。オリエント急行は季節外れの満席であった。

ポワロはアメリカ人の富豪に護衛を頼まれるが、何となく彼のずるがしこさが気にいらず、断る。次の日、列車は雪で立ち往生する。そして列車の中では不可解な殺人事件が起こっていたのだった……。

犯人はどこからきて、どこへ消えた?

雪に閉じこめられたオリエント急行の中でおきた、密室殺人の謎にせまる名探偵ポワロ。

読者も乗客のひとりになってみよう。
『オリエント急行殺人事件』はこちらから
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