“夏休みの読書感想文にぴったりの本”10選! 青い鳥文庫の作家の先生がおすすめ!【ノンフィクション編】
“子どものころに読んでおもしろかった本”を聞きました! 本を選ぶ参考にしてね!
2024.08.22
今回は「ノンフィクション」! 先生たちはどんな本を読んでいたのかな? どういうところがおもしろかったか、好きだったか、先生のコメントもあわせておとどけします!
目次
甘雪こおり先生のおすすめの本
『ファーブル昆虫記』 ジャン・アンリ・ファーブル/作
昆虫を捕まえたり、観察するのが好きでした。同じことを「大人が本気でやってみた」のがこの本で、とても面白く読めました。
石崎洋司先生のおすすめの本
『シートン動物記』 アーネスト・トンプソン・シートン/作
いろいろな動物のお話が入っていますが、いちばんはやっぱり「オオカミの王ロボ」。その強さ、おそろしさ、頭のよさ、そして、やさしさに、心がふるえたのをおぼえています。
伊藤クミコ先生のおすすめの本
『もものかんづめ』 さくらももこ/作
「ちびまる子ちゃん」の作者によるおそろしくエンタメなエッセイ。おそらくわたしが人生で一番笑った本。読書が苦手な人に!
岩貞るみこ先生のおすすめの本
『ファーブル昆虫記』 ジャン・アンリ・ファーブル/作
オオフンコロガシが、うんこを後ろ足でころがしながら運ぶようすがおもしろくて、そこばかり読んでいました。
梅田みか先生のおすすめの本
『福沢諭吉』 吉田健二/作
必死で勉強して習得したオランダ語がもう通用しないと知った時、これからは英語でなくてはだめだ、とその日から英語の勉強を始めた諭吉の姿勢に感動しました。
折原みと先生のおすすめの本
『盲導犬クイールの一生』 石黒謙吾/作
モノクロのあたたかい写真と文章で、一頭の盲導犬の、生まれた瞬間から天国に行くまでを知ることができます。何度読んでも泣いてしまう!
小林深雪先生のおすすめの本
『トットちゃんとトットちゃんたち』 黒柳徹子/作
トットちゃんこと黒柳徹子さんがユニセフ親善大使とし世界各地に行き、たくさんのトットちゃん(スワヒリ語で、こどものこと)と出会います。戦争や災害や貧困で、お水も満足に飲めず、栄養失調で亡くなっていく子どもたち……。読み進めるのが辛くなりますが、同じ地球の上でどんなことが起こっているのか、知ることはとても大切なことだと思います。
宮下恵茉先生のおすすめの本
『ウォルト・ディズニー伝記 ミッキーマウス、ディズニーランドを創った男』 ビルスコロン/作
小学生の頃ミッキーマウスが大好きだったので、どんな風に生まれたのか知ることができておもしろかったです。
吉岡みつる先生のおすすめの本
『ゾウのいない動物園』 岩貞るみこ/作
これは、悲しいだけの物語ではありません。でも、真実を受け止める勇気が必要です。あなたの中の優しい気持ちに、きっと届くと思います。
令丈ヒロ子先生のおすすめの本
『星と伝説』 野尻抱影/作
ギリシアや中国、アメリカ、そして日本。世界中に伝わるおもしろい星の伝説が紹介されています。天文学への入門にもなります。