プリンセスのロイヤルペット絵本 ベルのこいぬ ティーカップのわすれもの

訳・文:小宮山 みのり   作:エイミー S・カースター  

発売日 2015/06/02
価格 定価:506円(本体460円)
ISBN-13 9784062627184
判型 四六倍
ページ数 18ページ

晴れてベルのペットになったティーカップは、幸せな毎日を送っています。ある日ティーカップは、いつものように芸を披露するため、町へ向かっていました。時間がないため、近道である森を通ろうとしたティーカップでしたが、森に住む動物たちのお願いを断れずに、森の中でも芸をしてみんなを楽しませました。ちょうどその時、町の鐘の音が鳴り響き、ティーカップは焦り始めました。そろそろ急がなくては、芸の時間に間に合いません!しかし、森の中を進めば進むほど、道が暗くなり、とうとうティーカップは迷子になってしまいました。くさむらの中から聞こえる声に、怯えるティーカップの目の前に現れたのは、ベルのこうまのプティです。プティはティーカップの忘れ物―サングラスを届けにやってきました。ティーカップが遅れていると聞いたプティは、ティーカップを背中に乗せて、町へと急ぎました。プティの上に乗っているティーカップは、新しい芸をひらめきました。そう、プティとティーカップの二匹による芸です。息のぴったりあった新しい芸の誕生に、町の人々も、ティーカップの一番のファンであるベルも、大喜び!

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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