
いきものとくらすための7つの約束
発売日 | 2022/06/23 |
---|---|
価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN-13 | 9784065273685 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 160ページ |
2016年に発売され、シリーズ累計195万部を突破した『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)。その監修を務めた今泉忠明先生が、身近ないきものに対して、人間が抱きがちな誤解や思いこみについて、あますことなく語ります。
「イヌがしっぽをふるのは、よろこんでいるから」→これは誤解で、イヌの体が勝手に反応しているだけなのです。
今泉先生がおはなしする、動物たちの行動に秘められた本当の意味を知ることで、ペットとの向き合い方を考える一冊になるはずです。
『ざんねんないきもの事典』監修者の最新エッセイ。"それ、いきものにとってはめいわくだから”
●著者紹介
動物学者(生態学、分類学)。1944年、動物学者である今泉吉典の二男として、東京に生まれる。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業後、当時、国立科学博物館に勤務していた父の誘いで、特別研究生として、哺乳類の生態調査に参加。その後、文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査、日本列島の自然史科学的総合研究などにも参加した。伊豆高原ねこの博物館館長、日本動物科学研究所所長などを歴任。監修をつとめた『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)は、2018年、「こどもの本総選挙」で第1位に選ばれた。動物関連の著書が多数あるほか、『講談社の動く図鑑MOVE』をはじめ、たくさんの動物本の監修も行っている。兄、息子ともに動物学者という“動物一家”の一員である。
●主な内容
人間「私が泣いていると、イヌが頬を舐めて慰めてくれた」→イヌ「この光る液体はなんだ? 舐めて確かめよう」
動物には「涙」というものの意味はもちろん、その存在も認識してはいません。「いつもと違うもの」を確かめているだけなのです。様子を見て手の気持ちを慮ることができるのは人間だけがもっている能力です。
逆に言うと「ペットが言うことをきいてくれない」と人間が怒るのは筋違いというものなのです。
今泉さんの根底に流れるのは、動物を対象として観察することで、生物の共生とは何か、人間とはどんな動物なのかを考える学者としての態度です。
人間の感情をそのまま当てはめられては、他のいきものにとっては迷惑なこと。でも動物と暮らすことは楽しい。人間といきものが一緒に生活していくことの本当の意義を今泉さんからレクチャーしてもらいます。
Tadaaki Imaizumi
この作者の書籍
Pick Upピックアップ記事
Rankingランキング
Event&Present
イベント&プレゼント
Trend今日のトレンド

七夕伝説で有名な織姫星と彦星! 夏の星空で見られる「天の川」の正体とは?
2022.07.07 MOVE
【七夕飾り】親子で作ろう 「折り紙」「紙コップ」で簡単かわいい!〔おもちゃ美術館 副館長〕に分かりやすく教えてもらった
2025.06.21 コクリコ
親子で作る七夕オードブル 彦星と織姫がくるくる巻き巻きでカワイイ!
2021.07.07 コクリコ
2025年最新「熱中症対策」 子どもを猛暑から守るグッズ&予防方法 パパママに聞いた
2025.06.19 コクリコ
「その症状は食中毒!」細菌別の原因と症状を現役小児科医が解説!
2024.09.15 げんき