
夏休みのプレゼントに! 夏の“ワクワク”がぎゅっと詰まった絵本3選[絵本専門店の書店員が選出]
子どもの本のプロが選ぶギフト絵本 #21~夏休みの絵本~ (2/4) 1ページ目に戻る
2026.07.27
ブックハウスカフェ店長:茅野 由紀
“日本ならではの夏”を絵本で楽しもう
海、山、キャンプ、プールに夏祭り……。子どもたちにとって、楽しいことがいっぱいの夏休み。キラキラとまぶしい日差しを浴びながら、夏だからこその特別な体験をたくさん味わってほしいですよね。
今回ご紹介するのは、そんな夏休みを舞台にした3つの作品。夏のワクワク感が伝わってくる絵本を選んでみました。
最初にご紹介するのは、『なつやすみ』(福音館書店)。画家で絵本作家の麻生知子さんによる『こたつ』に続くシリーズ第2弾で、ある夏休みの一日を描いています。
絵本に登場するのは前作『こたつ』と同じ、こうたくん一家。こうたくんの家に、いとこの家族が泊まりにやってきました。みんなで近くのプールへ行き、たくさん遊んだあとは、家でそうめんのお昼ごはん。お昼寝をして、あまーいスイカを食べて、浴衣に着替えたら、夜は神社のお祭りへ……。
観音開きのページいっぱいに描かれた、色とりどりの夜店のシーンは圧巻! 焼きそばにバナナチョコレート、ヨーヨー釣り、親世代にはちょっと懐かしいハッカパイプやあんず飴も。夏祭りのにぎやかな雰囲気が、絵本からあふれてくるようです。
注目は、麻生さんならではのユニークな構図。真上から見下ろす俯瞰(ふかん)を中心に、斜めから見たり、真横から見たり。いろいろな角度からの視点が整理整頓されて、1枚の絵の中に収められています。小ネタもたくさんちりばめられているので、ぜひ小さな文字まで見逃さないでいただきたいです。
いつまでも続いてほしい、楽しいことだらけの“日本の夏”を、親子で共有しながら読める一冊。私たち「ブックハウスカフェ」にいらっしゃるインバウンドのお客様にも人気があるので、きっと外国籍のお子さんへのプレゼントにも喜ばれると思いますよ。
*読み聞かせ 5・6さいくらいから
*ひとり読み 小学1年生くらいから




































