PTAやめちまえ！ ママ漫画家が見た世にも恐ろしい世界

信じられない癒着やパワハラを白日の下にさらしていく塔子さんですが、PTAでの戦いは続きます。

学年委員になったときには、保護者同士の親睦を深めるという名目の『お茶会』を主催しなければいけませんでした。

「年に一度、クラスの保護者で集まるのですが、いろいろな保護者を相手にするのであらゆる見極めが難しいんです。

参観日のあとに空き教室で催せば《なんで喫茶店を予約しないんだ》と言われ、喫茶店で開けば《なんで参観日のあとに学校でやらないのよ》と、どうやっても全方向から文句を言われるんですよ」（斎藤さん）

塔子さんの開いたお茶会に参加したのは、クラスの30人中たったの４人。しかも、PTA学年委員は学校と保護者の橋渡し役だとして、「要望」や「苦情」を超えた「ただのイチャモン」をガンガン浴びせられる羽目に……。

「こんなお茶会なんか、もう『やめちまえ』と思いますね。わざわざレストランをおさえるようなお茶会は不要中の不要です」（斎藤さん）