
2026年中学入試ふりかえり 国語物語文出題作品と傾向を紹介〔中学受験専門塾講師が解説〕
大手進学塾の現役教室長akira先生が解説 ~2026年入試の国語出典トレンド最前線~ (3/3) 1ページ目に戻る
2026.06.24
大手進学塾 現役教室長:akira
『ぶたのしっぽ』
『ぶたのしっぽ』は、晃華学園で出題されました。「ふつうってなんだろう」「男らしさってなんだろう」この作品の核心は、そこにあります。
編みぐるみが好きな男の子の主人公が、「男らしさ」への違和感を抱えながら生きていく物語。そこにヤングケアラーや不登校といったテーマも絡み合い、「ふつう」という言葉がいかに人を縛るかを、じわじわと問いかけてきます。悪意のある言葉ではない。でも、傷つく。その「悪気のなさ」こそが、この作品の怖さであり、リアルさです。
教室の中の小さな出来事が、読んでいるうちにだんだん大きな意味を持ってきます。著者・海緒裕さんはデビュー作でこの完成度。子どもの世界の解像度が驚くほど高い。表面的なセリフだけではなく、その言葉の裏にあった気持ちを丁寧に追いながら読むタイプの物語。
読みやすい文章ながら、読後にはしっかり考えさせられる。「ふつうとは何か」という問いが、じんわりと残る一冊です。
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いかがでしたか?次回は2027年入試出題最速予想をお届けします。どうぞお楽しみに。
文/akira
2027年「中学入試」受験国語を最速予想! ※2026年6月25日公開
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akira
学生時代から塾講師として中学受験指導に携わり、大学卒業後は塾業界に就職。2023年、関東圏にある現在の教室に室長として就任。保護者や生徒に対するきめ細かいコミュニケーションを重視した教室運営を行うことにより、御三家をはじめ、早稲田、渋谷幕張の合格者数は高い進学実績がある。SNSでも独自の学習指導法を公開している。保護者はもちろん、塾関係者からもそのノウハウに注目が集まっている。 X(旧Twitter):@AArukikata
学生時代から塾講師として中学受験指導に携わり、大学卒業後は塾業界に就職。2023年、関東圏にある現在の教室に室長として就任。保護者や生徒に対するきめ細かいコミュニケーションを重視した教室運営を行うことにより、御三家をはじめ、早稲田、渋谷幕張の合格者数は高い進学実績がある。SNSでも独自の学習指導法を公開している。保護者はもちろん、塾関係者からもそのノウハウに注目が集まっている。 X(旧Twitter):@AArukikata