映画『シナぷしゅ THE MOVIE』に「たってすわってたちうおバンザイ」が大人気の“さかなのおにいさん”が登場! 人気曲の裏話と映画の注目ポイントを聞く

『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』公開記念インタビュー

「参加できる映画」へのこだわり

──映画制作にあたって、こだわった点や苦労した点についてお聞かせください。また、アフレコ現場で印象に残ったことはありますか?

かわちゃん:僕自身がミュージカルが大好きなので、今回の自分のパートは「海の中のミュージカル」として演出しました。親子で観てもらえる映画なので、お子さんは直感的に、親御さんはクスッと笑えるような構成にしています。

(©SPMOVIE2025)

かわちゃん:特にこだわったのは音楽。映画館の中で右から左から音が聴こえるような設計にして、観ている人が体を動かしたくなるような、“参加できる映画”を目指しました。そして今回は、声の出演で参加してくださった玉木宏さんや二宮和也さんの声も、曲の中に組み込めるように工夫して作曲しました。

玉木宏さんが声を担当する“タオルのようせい”の「にゅう」。  (©SPMOVIE2025)

かわちゃん:アフレコ現場も、本当に雰囲気が良かったです。「シナぷしゅ」の制作チームは、監督をはじめ、制作スタッフさんも、クリエイターさんも、それぞれがいろんな形の“温かい愛情”を持っている人たちなんです。そんな皆さんと何度もスタジオに集まって、一つひとつのパートを丁寧に作ったり、声を重ねたりしていく時間は、まるで愛にあふれた一つの世界をみんなで作っているような感覚でした。

二宮和也さんは“陽気なタクシードライバー”「ぱるてぃ」の声を担当。  (©SPMOVIE2025)

子どもを飽きさせない“6秒”の工夫

かわちゃん:僕の持論ですが、子どもの集中力は6秒くらいだと思っています。ですから楽曲も細かく展開を変えて、飽きないように意識しています。また、赤ちゃんのそばには必ず大人がいるので、一緒に「へぇ~」と思える豆知識も盛り込んでいます。その上で“クセつよパウダー”をかけて、1回聴いたら「なんじゃこりゃ!」と思ってもらえるようにしています(笑)。

(©SPMOVIE2025)

──最後に、「シナぷしゅ」そして今回の映画を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

かわちゃん:いつも「シナぷしゅ」を見てくれて、“さかなのおにいさん かわちゃん”の曲を聞いてくれてありがとう。そんなみんなに、絶対に楽しんでもらえる映画となっています。素晴らしいクリエイターと、「シナぷしゅ」チームの温かい愛情が詰まった作品です。泣いちゃっても大丈夫。映画館という日常の中で、子どもの“人生初の体験”を一緒につくれたらうれしいです。

(©SPMOVIE2025)
すべての画像を見る(全17枚)

“赤ちゃんの初めての映画館体験”にもってこいという『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』。かわちゃんをはじめ、映画の制作陣たちの“温かい愛情”がたっぷりと盛り込まれた本作で、ぜひ、お子さんの「映画館デビュー」を飾りましょう!

〇作品紹介

(©SPMOVIE2025)

【声の出演】声の出演:ぷしゅぷしゅ/花谷聡亮 さかなのおにいさん かわちゃん/川田一輝
ひーたんみーたん/矢内雄一郎・藤井由依(テレビ東京) 他
【特別出演】にゅう/玉木宏 ぱるてぃ/二宮和也
【監督】清水貴栄
【企画・プロデュース】飯田佳奈子(テレビ東京)
【制作】テレビ東京・ダダビ
【配給】ローソン
【HP】『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』オフィシャルサイト

前へ

4/4

次へ

58 件