大人もハマる 2~4歳におすすめのボードゲーム&カードゲーム5選
ボードゲーム・カードゲーム専門店『すごろくや』丸田康司さん推薦 #1 2~4歳向け5選
2021.08.27
すごろくや代表:丸田 康司
ボードゲームやカードゲームが再び注目を集めているのをご存知ですか。
国内外の約600種類のボードゲーム&カードゲームを取り扱う「すごろくや」の丸田康司さんに、年齢別おすすめのゲームを教えてもらいました。
第1回は、2歳から楽しめるファーストゲームと、大人と一緒に3~4歳から楽しめるゲームをご紹介します。
子どもと一緒に大人も楽しめる!
現在、流行っているボードゲームは、「近代ボードゲーム」「ユーロゲーム」「ドイツゲーム」と呼ばれるものです。1980年頃からドイツを中心に誕生し、世界的にブームになりました。
特徴は、“おもちゃ”というより“ゲーム性”が強く、大人も一緒に楽しめるということ。一見、すごろくのように見えても、ただサイコロを振って前に進むだけでなく、かなり頭を使うものも多くありますし、言葉を自分で生み出すクリエイティブなゲームもあります。
2歳ごろから遊べるものもありますし、3~4歳から遊べるものの中には、大人が何度やっても飽きないものがたくさんあります。むしろパパママのほうがハマってしまうかもしれませんよ!
2歳からのマイファーストゲーム
【はじめてのゲーム・果樹園】
2歳ぐらいからのファーストゲームにおすすめなのが『はじめてのゲーム・果樹園』。
このゲームは、順番を守る、他人がやっているときは見守る、サイコロの振り方を学ぶといった、しつけ的な要素も含まれていて、ゲームのお作法を学ぶのにもぴったり!
ゲーム自体は、サイコロを振って、出た目に対応する果物を進めていくというスタイル。
サイコロには「好きな果物を選んでいい」という目があり、実はそこで何を取るかが勝つポイントとなります。それがわかってくると、仲間へのアドバイスも自然と生まれ、チームとしての結束が生まれますよ。
【テディ・メモリー】
こちらはメモリー(記憶)することがテーマの、ドイツでは定番の知育ゲームです。12ペアのクマの絵は、シルエットが同じ。ルールは神経衰弱と同様で、裏返したものをめくって同じ絵を探すという、いわば絵あわせ遊び。
1回あたり、約15分。12ペアという数が、長い時間集中力の持たない小さな子にはちょうどいい長さです。ちなみに、メモリーゲームのもとは日本の貝合わせなんですよ。