大人もハマる 2~4歳におすすめのボードゲーム&カードゲーム5選

ボードゲーム・カードゲーム専門店『すごろくや』丸田康司さん推薦 #1 2~4歳向け5選 

すごろくや代表:丸田 康司

イラストだけのカードゲーム「ナンテッタ」は、自分で作ったセリフを言うカードゲーム。    画像提供:すごろくや

ボードゲームやカードゲームが再び注目を集めているのをご存知ですか。
国内外の約600種類のボードゲーム&カードゲームを取り扱う「すごろくや」の丸田康司さんに、年齢別おすすめのゲームを教えてもらいました。
第1回は、2歳から楽しめるファーストゲームと、大人と一緒に3~4歳から楽しめるゲームをご紹介します。

子どもと一緒に大人も楽しめる!

現在、流行っているボードゲームは、「近代ボードゲーム」「ユーロゲーム」「ドイツゲーム」と呼ばれるものです。1980年頃からドイツを中心に誕生し、世界的にブームになりました。

特徴は、“おもちゃ”というより“ゲーム性”が強く、大人も一緒に楽しめるということ。一見、すごろくのように見えても、ただサイコロを振って前に進むだけでなく、かなり頭を使うものも多くありますし、言葉を自分で生み出すクリエイティブなゲームもあります。

2歳ごろから遊べるものもありますし、3~4歳から遊べるものの中には、大人が何度やっても飽きないものがたくさんあります。むしろパパママのほうがハマってしまうかもしれませんよ!

2歳からのマイファーストゲーム

【はじめてのゲーム・果樹園】

「はじめてのゲーム・果樹園」4,510円/ドイツ製/遊ぶ人数:1~4人  画像提供:すごろくや

2歳ぐらいからのファーストゲームにおすすめなのが『はじめてのゲーム・果樹園』。
このゲームは、順番を守る、他人がやっているときは見守る、サイコロの振り方を学ぶといった、しつけ的な要素も含まれていて、ゲームのお作法を学ぶのにもぴったり!

邪魔するカラスより先にすべての果実を収穫(カゴまでたどり着く)できれば勝利。参加者同志の勝ち負けはなく、参加者VSカラスの対決です。  画像提供:すごろくや
1回10分ほどで終わるのも子どもにはちょうどいい長さです。  画像提供:すごろくや

ゲーム自体は、サイコロを振って、出た目に対応する果物を進めていくというスタイル。
サイコロには「好きな果物を選んでいい」という目があり、実はそこで何を取るかが勝つポイントとなります。それがわかってくると、仲間へのアドバイスも自然と生まれ、チームとしての結束が生まれますよ。

【テディ・メモリー】

「テディ・メモリー」/1,980円/ドイツ製/遊ぶ人数:2〜4人  画像提供:すごろくや

こちらはメモリー(記憶)することがテーマの、ドイツでは定番の知育ゲームです。12ペアのクマの絵は、シルエットが同じ。ルールは神経衰弱と同様で、裏返したものをめくって同じ絵を探すという、いわば絵あわせ遊び。

馬のカードがなくなったら終了で、たくさんペアを集められた人が勝ち。  画像提供:すごろくや

1回あたり、約15分。12ペアという数が、長い時間集中力の持たない小さな子にはちょうどいい長さです。ちなみに、メモリーゲームのもとは日本の貝合わせなんですよ。

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