子どもに多い摂食障害「神経性やせ症」 脳・身長・骨・内臓のあらゆる成長を妨げる身体への影響とは[専門医が解説]

#2子どもの摂食障害「神経性やせ症」~身体への影響と治療~

内科医・一般社団法人日本摂食障害協会理事長:鈴木 眞理

神経性やせ症は家族も発見しにくく気づいたときには命の危険が迫っていることも。  イメージ写真::graphica/イメージマート
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「ちょっとダイエットしてるだけかな」と親が子どものやせた様子を軽く受けとめている裏に、子どもの摂食障害「神経性やせ症」がひそんでいることがあります。この病気は“命にかかわる可能性”があり、とくに成長期の子どもへの影響は深刻で、入院治療が必要になることも。

神経性やせ症の症状と、入院判断、自宅での治療の難しさについて、日本摂食障害協会理事長の鈴木眞理先生に伺いました。

※2回目/全3回(#1#3を読む)公開日までリンク無効

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