子どもの「非認知能力」「体験格差」…行き過ぎた能力主義・学歴社会に踊らされないで! 親が持つべき視点とは?

学校の「当たり前」を考える 能力主義と子ども #4脱・能力主義社会に向けて

「お金をかけて子どもによい体験をさせなければ」と焦る必要はありません。  写真:アフロ
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一つのものさしで、「できる/できない」を競わせ、序列化する能力主義、そして学歴社会。前回は、学歴社会の構造や企業の採用との関係について、勅使川原真衣(てしがわら まい)さんに解説してもらいました。

その中で、「学歴一辺倒」だった流れが変化し始めていることもわかりました。

勅使川原さんは「仕事の現場では、学歴よりも『機能』や『持ち味』のほうが役に立つ」と話します。

「持ち味」は能力や学歴とは違い、優劣のない個人の特性のこと。ここに脱・能力主義的なヒントがありそうです。「持ち味」の見つけ方、保護者が子どもを追い詰めないための姿勢などについて、お話を聞きました。

全4回の第4回(第1回第2回第3回を読む)

能力・学歴と「持ち味」の違いは?

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