【平成女児ブーム】現役大学生が語る！　あのころハマった青い鳥文庫で現在も大人気「怪盗クイーン」シリーズが面白すぎる！

「平成女児」とは、様々な定義がありますが、一般的には2000年～2015年前後に小学生中学生であった女子たちのことを指すことが多いようです。つまり、平成生まれ、特にZ世代（1990年代後半から2000年代前半に生まれた世代のこと）の女児たちのこと。

今、その世代が20歳～30歳前後になり、懐かしのゲームやキャラクターが続々リバイバルしています。

デザインなどのかわいさ、新鮮さで、あのとき女児だった女性だけでなく、令和のJS～JKも魅了。

現在はポップアップショップなども続々開催されており、彼女たちの心をくすぐる懐かしくかわいいデザインが世間を席巻しています。

本好きでない子も友だちと貸し借りしあって読んでいたほど、女児のみならず小学生みんなに大流行したのが青い鳥文庫。図書室では争奪戦が繰り広げられ、新刊が出るたびに話題沸騰でした。

2025年５月現在大学３年生、平成15年生まれの筆者も小学生時代はしっかり読みふけりました。
内容の面白さはもちろん、キャラクターや挿絵も素敵で、「かわいい」が大好きな心をつかまれた方も多いはず。

そんな懐かしの青い鳥文庫の名作を、全５回にわたってご紹介！

今回は現在も人気の作家が贈る​「怪盗クイーン」シリーズ（作：はやみねかおる　絵：K2商会）をピックアップします！

作：はやみねかおる　絵：K2商会

登場人物たちが個性的で、ボケのクイーン、ツッコミのジョーカーとRDの会話が面白すぎる。他のはやみね作品もそうですが、とにかく登場人物のやり取りがコミカルでどんどん読めちゃうんです。

銀髪で美しいクイーンに、寡黙だけどしごできのジョーカーをはじめとするK2商会先生のイラストもとてもきれいで見入ってしまいます。

なぜ、はやみね作品はこんなに面白いのか。それは「東洋の神秘」です。

はやみねファンなら絶対知っているはず!?　大人気の他のシリーズもぜひ読んで！

作：はやみねかおる　絵：村田四郎

三つ子の亜衣、真衣、美衣のとなりに住む、名（迷？）探偵の夢水清志郎。物忘れの名人だけど、次々に起こる怪事件を鮮やかに（？）解決する姿はクール。ぞくっとする事件の本格ミステリーに注目。もちろんこちらも登場人物のやり取りが最高！　そして「怪盗クイーン」シリーズの『オリエント急行とパンドラの匣　名探偵夢水清志郎＆怪盗クイーンの華麗なる大冒険』では二人の冒険と推理を同時に楽しむことができます。

作：はやみね かおる　絵：にし けいこ

青い鳥文庫ではないですが、こちらも映画化されるほど大人気。サバイバル能力に長ける「ふつう」の中学生内藤内人と、そのクラスメイトで頭脳明晰な御曹司の竜王創也。究極のゲーム作りを目標とする中学２年生のふたりが織りなす、目を見張るような謎解きと冒険の数々は必見。内人と創也はもちろん、脇役キャラクターも超・個性爆発していてくすっと笑いながら読めちゃいます。

なんと、青い鳥文庫で圧倒的人気を誇るはやみねかおる先生の公式ファンクラブがあります！

キャラクター図鑑や、サイトからグッズも購入できるのでファンは必見。さらに有料会員になると、会員限定イベントに参加できたり、新刊を早くためし読みできたりしちゃいます。

創刊以来、常に小中学生とともに歩んできた青い鳥文庫。平成女児世代に刺さりまくる名作ぞろいなんです。この機会に読み直してみるのも面白いかも？

もちろん、令和の小中学生にも大人気。青い鳥文庫のこれまでとこれからに目が離せません！