「ぼっちにされる」と「ぼっちになる」は違う──『放課後死体クラブ(仮題)』が教えてくれたこと

「ひとり」は怖いことじゃない

児童図書編集チーム

写真:ohayou/イメージマート

中学生・高校生・大学生……どのコミュニティに属しているときにも、「ひとりでいるのはこわいこと、辛いこと」という共通認識があるように感じませんか?(年齢が上がるにつれその感覚は薄れていくような気もしますが)

「学校」という閉じられたコミュニティにおいてひとりでいることって、勇気が必要ですよね。

そんなふうにひとりでいることへ怯えてしまうあなたへ、一冊のYA(ヤングアダルト)小説をご紹介します。

それが、第66回児童文学新人賞を受賞した『放課後死体クラブ(仮題)』。女子中学生である主人公のひよりと由木、それぞれが傷を抱えながらも日々を駆け抜けていく青春小説です!

『放課後死体クラブ(仮題)』をAmazon・楽天ブックスで見る​​​

「人に嫌われるのってすごく怖い」──まっすぐな感情が刺さる!

主人公のひよりは、過去のある出来事から「透明人間」になることを恐れ、自分の興味のない話題でも楽しんでいる「ふり」をしてしまうようになります。

そんなひよりとは正反対の由木は「ホラー好き」であることを隠そうともしません。

彼女と出会って、自分の所属するグループとのジレンマに揺れ動くひよりに苦しくなりながらも共感してしまいます。

『放課後死体クラブ(仮題)』
作:ひなたきな
第66回(2025年度)講談社児童文学新人賞受賞作

〈あらすじ〉過去のトラウマから本音を隠して過ごすひよりは、周囲を気にせず堂々と振る舞うクラスメイトの由木(ゆき)に惹かれていく。二人は、共通の趣味であるホラー映画を通じて意気投合。ひよりの過去を知る由木から「死体」の演技指導を頼まれたことで、二人は「放課後死体クラブ」を結成。異なる傷を抱える二人が、支え合いながら唯一無二の絆を築いていく物語。

ひなたきな作『放課後死体クラブ(仮題)』

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「ひとり」に怯える主人公に共感!

「透明人間」にはなりたくない…! そんな葛藤に共感!

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