
「恐竜の魅力を子どもたちに伝えたい!」元小学校教諭の知識と経験から描いた、算数や理科まで学べる恐竜まんがに大注目!
学習まんが『ダダダダイナ小学校 あつまれ! きょうりゅう小学生』著者ゆきさんに聞く (2/3) 1ページ目に戻る
2026.10.22
ライター:高木 香織
算数の掛け算もできる「クイズページ」
──本には小学校の入学式と運動会の二つの物語が収録されています。あちこちにクイズページが入っているのが楽しいです。
ゆきさん:小学校の教員時代に作っていた「おもしろプリント」という学習プリントが、子どもたちに好評だったんです。
小学校で配布していた手作りの「おもしろプリント」。勉強が終わったら、クイズを盛り込んだ塗り絵や、先生とのやり取りを楽しめます。
例えば、小学1年生の漢字プリントに、ちょっと算数の読解問題を入れて、最後に鉛筆で塗れる白黒の塗り絵をつけたり。
「先生あのね!」のコーナーには「宿題減らして」「給食おいしかった」「こんなテレビ番組を見たよ」など、子どもたちが自由に書いてくれるので、一言返事を書いたりして、子どもたちとコミュニケーションを取っていました。
小学校の雨の日向けのゆきさん手作りの塗り絵。子どもたちは恐竜をどんな色に塗ってくるのかな?
恐竜の本にも遊びの要素を入れたら、子どもたちが興味を持って読んでくれるのではないか。
それで「入学式めいろ」や、恐竜たちがどの給食を食べるかをあてる「恐竜グルメクイズ」、「玉入れめいろ」「つなひきながさくらべ」「大玉まちがいさがし」などの遊びページを入れてみたんです。
恐竜グルメクイズ 『ダダダダイナ小学校 あつまれ! きょうりゅう小学生』より
──それぞれどんな遊び方ができますか?
ゆきさん:実は、遊びページは算数や理科の初歩の勉強ができるようにしています。
例えば「玉入れめいろ」は、赤玉は2個ずつ、白玉は1個ずつおいてあります。拾い集めながら、2跳びの小さな掛け算ができるのです。
玉入れめいろ 『ダダダダイナ小学校 あつまれ! きょうりゅう小学生』より
「つなひき ながさくらべ」は、何かを基準に長さを把握することを学べます。綱はマス目を基準にして置いてあります。
長さを比べるとき、まず第1段階はモノ同士を並べて比べる『直接比較』をします。しかし、比べる対象が動かせないものや印刷されたものだったりすると直接比較することができません。
そこで、同じ長さを1つの単位として設定し、それを何個分かで比較する『任意単位による比較』について学びます。その同じ長さを一つの単位の普遍単位として定めたものが我々が普段使う長さの単位である、という学習に繋がっていきます。
「何が基準か」に気づくことが大切なんですね。
つなひき ながさくらべ 『ダダダダイナ小学校 あつまれ! きょうりゅう小学生』より
──なるほど、気づかないうちに算数の勉強ができるんですね! 小学校の先生ならではのアイデアですね。
ゆきさん:給食室にはパンや魚、サンドイッチなどが並んでいます。「6つのものを探してみよう」「卵はいくつかな?」などと、数比べをしても楽しそうです。
──親が声がけするとよさそうですね。

















































































