
「離乳食初期」赤ちゃんの発達とスタートのサイン 失敗しない準備・始め方・進め方〔管理栄養士〕が伝授
管理栄養士に聞く、段階別の離乳食のポイントと進め方 #1 ~開始時期と準備編~ (3/3) 1ページ目に戻る
2026.03.22
管理栄養士:中村 美穂
便利食器・調理器具で負担を減らそう
離乳食作りには、少量の食材を茹でたり、ペースト状にしたりする工程があります。食器や調理道具などのグッズを活用すると、ママパパの負担軽減にもつながることでしょう。
開始前に揃えておくといいグッズをご紹介します。それぞれ揃えてもいいですし、離乳食用の調理セットでもOKです。
【調理器具】
・ブレンダー・ミキサー・フードプロセッサー(ペーストができればOK)
食材を手軽にペースト状にできるので、特に離乳食初期に重宝します。ストックを作りたいときなど、まとまった量の食材をペースト状にするのに適しています。
・すり鉢・すりこぎ
やわらかく茹でた食材をすりつぶしてペースト状にするのに使います。初めての食材を与えるときなど、少量をすりつぶすのに適しています。また、食材を粗くつぶして与える中期以降に便利です。
・ミニざる(めの細かい10センチくらいのざる)
かぼちゃやしらすなどの裏ごしに使用します。
・小鍋
一度に作る量が少ないため、小さいものが使いやすく、さらにガラス製のふた付きが便利です。
・スケール
1回分の離乳食の量を量るのに使います。
・計量スプーン・計量カップ
計量スプーンは大さじ、小さじに加え、小さじ2分の1、4分の1サイズがあると便利です。
・ピーラー
野菜の皮をむいたり、野菜を薄くスライスしたりするときに使います。
・おろし器
食材をすりおろすのに使います。セラミック製だと汚れが落ちやすくて便利です。
・保存容器・フリーザーバッグ(匂いうつり、乾燥、外からの菌を防ぐ)
離乳食を冷凍保存する際に使います。小分けできる保存容器やカップのほか、製氷皿を活用してもOK。蓋付きのものが使いやすいです。
【食器・カトラリーなど】
・食器
少し深めの器だと食べさせやすい。落としても割れにくい素材を選ぶといいでしょう。
大人が食べさせやすいように柄は長め、小さいスプーンがいいです。最初は食べ物を取り込みやすい平たいスプーンを使いましょう。離乳食後期には、赤ちゃんが握る用の短くて丸いスプーンを用意しておくと、自分で食べる練習につながります。
・食事用エプロン
防水素材で、食べこぼしを受け止められるポケット付きのものがいいでしょう。洗いやすいものが便利です。
「大人も子どもも安全に気持ちよくスタートができるような準備をしておくといいでしょう。100円ショップでも揃えられるので、離乳食用の包丁、ざる、まな板などを用意しておくと楽ですよ。
ただし、最初に全部揃えようと思わなくても大丈夫。進めながら赤ちゃんに合う道具を見つけていきましょう。何を買おうか迷ったら、まずはブレンダーがおすすめです」(中村先生)
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赤ちゃんにとって、母乳やミルク以外のものを初めて口にする離乳食。不安を抱くこともあるかもしれませんが、「赤ちゃんの様子を見ながら進めればいいので、離乳食をスタートさせるタイミングが来たら、こわがらずに始めてほしい」と中村先生。「開始前に押さえておきたいポイント」やグッズも参考にしながら、進めてみてくださいね。
次回2回目は、離乳食初期の量と与え方について、引き続き中村先生に解説していただきます。
取材・文/畑菜穂子
全5回の1回目
2回目:初期編※2026年3月23日よりリンク有効
3回目:中期編※2026年3月24日よりリンク有効
4回目:後期編※2026年3月25日よりリンク有効
5回目:完了期編※2026年3月26日よりリンク有効

畑 菜穂子
1979年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーに。主にWEBメディアで活動中。子育て、性教育、グルメ、企業の採用案件などの取材・執筆を行う。多摩地域で、小学生の娘(2012年生まれ)、夫と暮らす。 Twitter @haricona
1979年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーに。主にWEBメディアで活動中。子育て、性教育、グルメ、企業の採用案件などの取材・執筆を行う。多摩地域で、小学生の娘(2012年生まれ)、夫と暮らす。 Twitter @haricona
































中村 美穂
管理栄養士・料理家。フードコーディネーター。プラントベースフードアドバイザー。国際薬膳調理師。ローフードマイスター1級。 東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。デリ・レストランの商品開発を経て、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わる。2009年に独立、料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。 2021年PLANTBASED DELI&SWEETS aikaを開業、2026年Kind Table阿佐ヶ谷Cooking studio&Cafeを開業準備中。 薬膳、マクロビオティック、ローフードなど食の分野を広く学び、それらを栄養学と融合したプラントベースのレシピを多数提案。 子どもから大人まで、楽しみながら健康につながる食育に取り組んでいる。離乳食・幼児食教室、食育講座等の講師のほか、各種メディア出演・監修、企業向け商品開発監修、書籍/雑誌/広告/生協カタログの監修・レシピ提供・執筆・撮影調理およびスタイリングなどを行う。2児の母 https://www.syokujikan.com/
管理栄養士・料理家。フードコーディネーター。プラントベースフードアドバイザー。国際薬膳調理師。ローフードマイスター1級。 東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。デリ・レストランの商品開発を経て、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わる。2009年に独立、料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。 2021年PLANTBASED DELI&SWEETS aikaを開業、2026年Kind Table阿佐ヶ谷Cooking studio&Cafeを開業準備中。 薬膳、マクロビオティック、ローフードなど食の分野を広く学び、それらを栄養学と融合したプラントベースのレシピを多数提案。 子どもから大人まで、楽しみながら健康につながる食育に取り組んでいる。離乳食・幼児食教室、食育講座等の講師のほか、各種メディア出演・監修、企業向け商品開発監修、書籍/雑誌/広告/生協カタログの監修・レシピ提供・執筆・撮影調理およびスタイリングなどを行う。2児の母 https://www.syokujikan.com/