「母だから・女だから」と言われて…坂東眞理子さんが「後輩ママ」に伝える「ジェンダーバイアス」との60年

▲ベストセラー『女性の品格』の著者で、昭和女子大学総長の坂東眞理子(ばんどう まりこ)さん。
▲ベストセラー『女性の品格』の著者で、昭和女子大学総長の坂東眞理子(ばんどう まりこ)さん。
すべての画像を見る(全9枚)

内閣府男女共同参画局長や昭和女子大学学長・理事長を歴任し、二人の娘を育てあげた坂東眞理子さん。

「また女の子か」と落胆された誕生期。東大を卒業しても、女性というだけで民間企業の門戸が閉ざされていた新卒時代。そして、入省後はパンダのように珍しがられた官僚時代──。

そんな「逆風」の中でも歩みを止めなかった坂東さんの半生は、ジェンダーバイアスとの静かな闘いでもありました。

生まれてからずっと「女だから」の枠に挑み続けてきた坂東さんが、令和の子育て世代に向けて、いま伝えたいこととは?

「女の子にはもったいない」から始まった違和感

前へ

1/3

次へ

34 件