おうちにある材料で簡単手づくりおもちゃ 紙皿編

『東京おもちゃ美術館』に教えてもらうおもちゃ作り 第1回

おもちゃコンサルタント:貝原 亜理沙

『東京おもちゃ美術館』にある”おもちゃこうぼう”のおもちゃコンサルタント・貝原亜理沙さん
撮影 葛西亜理沙
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おうち時間が長くなっている今、お子さんと一緒に手づくりおもちゃを作って遊んでみませんか? 材料は紙皿やペットボトル、牛乳パックなど身近なものでOK! 簡単に作れる手づくりおもちゃを『東京おもちゃ美術館』にある”おもちゃこうぼう”の貝原亜理沙さんに教えてもらいました。小さなお子さんは親子で、4~5歳のお子さんなら、がんばればひとりでも作れますよ!

ひねりゴマ&皿まわしを作って遊ぼう!

撮影 葛西亜理沙

【用意するもの】
・紙皿 1枚(直径18㎝くらいがおススメ)
・ペットボトルキャップ 1個
・割りばし 1本
・両面テープ 
・はさみ
・マジックペン

【作り方】

①紙皿を4つ折りにして折り目をつける。(写真左)
②紙皿を開き、ペットボトルキャップを貼る紙皿の中心を確認する。(写真右)

③紙皿の中心に両面テープでペットボトルキャップを貼る。(写真左)
④紙皿に好きな絵を描く。(写真右)
【ポイント】
きちんと折ってしっかり突起を作っておくと、ひねりゴマとして遊ぶときにまわしやすくなりますよ。絵は表と裏、両面に書いても回したときキレイです。

撮影 葛西亜理沙

これで完成! ペットボトルキャップの部分を持ってまわすとひねりゴマとして遊べます。

撮影 葛西亜理沙

ペットボトルのキャップに割りばし入れて回すと皿回しになります。また、2人で割りばしを持ち、回し合った皿を渡しあうというコミュニケーショントイとしても遊べますよ。もっとカラフルにしたい場合は割りばしに絵を描いてもOK!

仮面を作って変身しちゃおう!

撮影 葛西亜理沙

【用意するもの】
紙皿 1枚(お子さんの顔が隠れるくらいの大きさ)
ストロー 1本
セロハンテープ
はさみ
マジックペン

【作り方】

①紙皿をふたつに折り、折り目の部分をはさみで切る。(写真左)
②紙皿の半分に顔の絵を描く。(写真右)
【ポイント】
穴あけパンチで目の部分に穴をあけると、目に合わせたとき見えるようになりますよ。

③余った半分の紙皿を使い、リボンなど仮面を装飾するパーツを作る。(写真左)
④テープなどで貼り付け、顔の部分をデコレーションしていく。(写真右)

撮影 葛西亜理沙

⑤顔を描いた部分の裏にテープでストローを貼り、固定する。
【ポイント】
小さいお子さんでも安全に作れるように、割りばしではなくストローを使いましょう。また、仮面は顔にあてながら持って歩くことも考えられるため、ストローのほうが危険性は少ないです。

撮影 葛西亜理沙

完成! 仮面をつけて、変身~!

紙皿で作るおもちゃ、いかがでしたか? あっという間にできるので、おうち時間を楽しく過ごすアイデアのひとつとしてお役立てください。お子さんのアイデアをたくさん取り入れて、オリジナリティあふれるおもちゃを作っても楽しいですよ。
第2回では、紙コップとペットボトルを使ったおもちゃをご紹介します。

取材・文 石本真樹

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かいはら ありさ

貝原 亜理沙

おもちゃコンサルタント

美術館での調査研究の仕事、絵画造形教室の講師などを経て、2017年から『東京おもちゃ美術館』に勤務。身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う”おもちゃこうぼう”と、美術館に収蔵されている、100カ国・10万点にもおよぶ収蔵品の管理を担当している。

美術館での調査研究の仕事、絵画造形教室の講師などを経て、2017年から『東京おもちゃ美術館』に勤務。身近な材料でできる手づくりおもちゃのワークショップを行う”おもちゃこうぼう”と、美術館に収蔵されている、100カ国・10万点にもおよぶ収蔵品の管理を担当している。