子どもの探究心を刺激する6大科学館 実験の専門家が全国から厳選!

親もそのおもしろさにうなる全国の科学館 楽しく理科の力をつける方法 #3

滝川先生が行ってみて楽しんだ! 全国の科学館3選

子どもたちの好奇心をくすぐる科学館は、全国に数多くあります。滝川先生自身が訪れ、楽しんだ施設を紹介します。

名古屋市科学館(愛知)

http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
※施設の利用案内やイベントは公式サイトを参照してください。

■施設の見どころ
「みて・ふれて・たしかめて」のコンセプトのもと、自然の不思議を体感できる大型展示をはじめ、約260種類もの展示があります。科学的な気づきを促す展示から最先端科学に触れられる「理工館」、生命の不思議を展示する「生命館」、ギネス記録にも認定されている世界最大級のプラネタリウムを中心とする「天文館」からなる総合科学館です。理工館は、階を上がるごとに高学年が楽しめる内容になっているのもポイントで、段階を追って科学を学べます。

写真提供:名古屋市科学館

福岡市科学館(福岡)

https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/
※施設の利用案内やイベントは公式サイトを参照してください。

■施設の見どころ
2017年秋にオープンした比較的新しい科学館であり、8K相当のプラネタリウムや誰もが科学を楽しむことができる参加型の展示が多数ある施設です。4階には、科学関係の雑誌や図鑑、映像などを閲覧できる「サイエンスナビ」があり、親子でじっくりと調べたり、意見を交換できたりするスペースもあります。特別展や企画展も積極的、かつ幅広く開催され、滝川先生がサイエンスショーの名人として登場したこともある科学館です。

写真提供:福岡市科学館

東芝未来科学館(神奈川)

https://toshiba-mirai-kagakukan.jp/
※施設の利用案内やイベントは公式サイトを参照してください。

■施設の見どころ
電機メーカーである東芝が運営している入館料無料(事前予約制)の施設です。人と科学のふれあいをテーマに、東芝の歴史を知ることができる「ヒストリーゾーン」、少し先の未来を体験できる「フューチャーゾーン」、子どもたちが楽しく科学技術を学べる「サイエンスゾーン」の3つで構成されています。さまざまなショーや体験イベントを行っており、土曜日に行われているサイエンスショーはライブ配信も実施。さらに公式YouTubeチャンネルでは、身近なものを使った実験や工作を紹介する「ミニミニサイエンスショー」も公開しています。

写真提供:東芝未来科学館

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