
解熱剤や入浴はどうするの? 0・1歳児「赤ちゃんの発熱」段階別受診の目安と5つのケア方法 小児科医が解説
「0・1歳児の赤ちゃんのホームケア」#3 「発熱」
2025.04.15
小児科専門医・アレルギー専門医:岡本 光宏

赤ちゃんの体調不良のときにチェックしておくポイントや家庭での対応、受診の目安などを「おかもと小児科・アレルギー科」院長・岡本光宏先生にお聞きしました。
3回目は、赤ちゃんの発熱についてです。
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(全11回の3回目。#1「便秘」、#2「下痢」、#4「服薬」、#5「鼻水・鼻づまり」、#6「嘔吐」、#7「食欲がない」、#8「家の中の危ない場所」、#9「溺水・打撲・誤飲」、#10「切り傷・すり傷」、#11「やけど」※公開時よりリンク有効)

熱は37.5度以上から
発熱の原因には、感染症によるものに加え、気温や湿度が高いときや厚着、運動などで体に熱がこもることなどがあります。
目安として、「発熱は37.5度以上」、「高熱は38度以上」と考えておくといいでしょう。
「おでこや耳で測るタイプの体温計は便利ですが正確ではないので、正確に測るのならわきの下に挟むタイプを使ったほうがいいでしょう。測る前に乾いたタオルやガーゼなどで、わきの下の汗を拭くことがポイントです」(岡本先生)