「赤ちゃんの下痢」受診4つのポイントとホームケア4つの注意点 小児科医が解説

「0・1歳児の赤ちゃんのホームケア」#2「下痢」

小児科専門医・アレルギー専門医:岡本 光宏

イラスト/オヨネ
すべての画像を見る(全6枚)

赤ちゃんの体調不良のときにチェックしておくポイントや、家庭での対応、受診の目安などを「おかもと小児科・アレルギー科」院長・岡本光宏先生にお聞きしました。

2回目は、赤ちゃんの下痢についてです。

「子どもの医療・健康」がテーマの記事は、当サイト「講談社コクリコ」で定めた指針に基づき、専門家・有識者に取材し、掲載しています。詳しくは「子どもの医療」記事:取材・掲載の指針ページをご覧ください。

(全11回の2回目。#1「便秘」#3「発熱」​、#4「服薬」#5「鼻水・鼻づまり」#6「嘔吐」#7「食欲がない」#8「家の中の危ない場所」#9「溺水・打撲・誤飲」​、#10「切り傷・すり傷」#11「やけど」※公開時よりリンク有効)

兵庫県三田市にある「おかもと小児科・アレルギー科」院長・岡本光宏先生。日本小児科学会小児科専門医、認定小児科指導医、日本アレルギー学会アレルギー専門医。新生児から思春期の心の疾患まで、幅広く診察している。

下痢のチェックポイント

赤ちゃんの下痢は、おもに下記のような原因から起こります。

・母乳、ミルクの飲みすぎ、食べすぎ
・おなかの冷え
・細菌やウイルスによる胃腸炎
・食物アレルギー(まれ)

「一般的に食物アレルギーで下痢することはほとんどありません。専門家の受診なしに自己判断で食べ物を除去することは避けましょう」(岡本先生)

知っておきたい受診の目安 4つのポイント

前へ

1/3

次へ

25 件