
【梅雨】の対策と過ごし方 「洗濯」「紫外線」「エアコン」「ゲリラ豪雨」…〔気象予報士が完全ガイド〕
気象予報士・増田雅昭さんに教わる「梅雨」 (2/3) 1ページ目に戻る
2026.05.30
気象予報士:増田 雅昭
「梅雨」の気候条件とは?
梅雨は、春と夏の間の曇りや、雨の日が多くなる時期です。明確な定義はなく、南の熱帯・亜熱帯地域からの湿った空気が日本付近に停滞することで発生します。
日本付近に大量の水蒸気が溜まって、蒸し暑くなり、雨もたくさん降る日が続く、これが梅雨の特徴です。
梅雨入りや梅雨明けに、曇りや雨の日の割合が正確に決まっているわけではないので、気象庁も毎年悩みながら決めています。
子どもには、「春から夏の間に曇りや雨の日が多くなる時期があるんだよ、これを梅雨というんだよ」と、教えてあげると分かりやすいと思います。
どうして雨が続くの?
梅雨は、梅雨前線(別名:水蒸気前線)が、南北に行き来しながら、徐々に北上していくため雨が続きます。南からの蒸し暑い空気と、北側の春の空気がぶつかり合い、一進一退を繰り返しながら、期間は1ヵ月~1ヵ月半ほどに。
その行ったり来たりしている間は、雨が降ったり曇ったり、4割ほどは晴れ間があったりを繰り返します。
よく、梅雨前線が停滞すると言いますが、イメージとしてはずっと同じところにいるわけではなく、北と南にゆらゆらと波のように動いている感じです。
洗濯は、天気予報を見て週2~3日ほどある晴れのチャンスを狙いましょう! 干すタイミングは、1日の中で湿度が最も下がりやすい昼過ぎ(12時~14時ごろ)に短期集中が理想的です。
6月の晴れた日の気温であれば、洗濯ものを乾かすのに十分です! カラッとしたタイミングを逃さないよう、天気予報のチェックは欠かさずにしましょう。
梅雨の時期に気を付けることは?
曇りでも、快晴のときのおよそ6割の紫外線が降り注いでいるので、しっかり日焼け対策をするという認識で外出するようにしましょう。また、梅雨時期は蒸し暑い日が多いですが、たまに涼しい日もあるので1枚上着を持って出かけるのをおすすめします。
室内では、エアコンをつける前にフィルター掃除を忘れずに。ジメジメしてカビが繁殖しやすい時期です。夏型過敏性肺炎など、家の中のカビの胞子を吸い込むことで発症する肺炎もありますので気を付けましょう。


































