SDGsを遊んで学ぶボードゲームに夢中!
イベントではSDGs学習ボードゲーム「Get The Point(ゲット・ザ・ポイント)」の八重山諸島版の体験会もありました。
午前と午後、2回の体験会を予定していて、息子たちは午後の部に申し込んでいましたが、午前の会場を見に行くと、大盛りあがり。その様子に息子たちも引き寄せられていきます。友達のいるテーブルを見つめていると、「ぜひ入って」と声をかけてもらい、午前の部にも参加することに。
ゲームの進行を実行委員長の当銘さんが大人顔負けのプレゼンで進め、「サステナブルを知ってる人?」との質問に、会場の小学生が「持続可能!! 」と答える場面も。
「鉄」「海産物」などの資源カードを使い、「車」「赤瓦屋根の家」「もずく」といったアイテムを作ります。「次に作るのは、ソーキそば定食!」「いや、鉄はまだ残しておいた方がいい」など、友達と作戦を立てながら前のめりに参加。「ああっやばい、このままだと資源がなくなる!」と、ゲームを通して自然とSDGsのことを口にしていました。
特に長男は気に入ったようで、「ゲームがほしい!」とおねだりするほど。自宅用に購入しました。これほど気にいるとは……!
人との交流からやる気をもらった息子たち
先述のプログラミングクラブ「CoderDojo」は、アイルランドで始まり、子どもたちに非営利でプログラミング活動の場を提供しています。日本でも、全国200以上の“道場”と呼ばれる活動の場があります。
「CoderDojo Ishigaki」を立ち上げたのは、当時小学6年生の男の子、浦添一(うらそえはじめ)さん。中学生になった今ではPCを自作し、シンポジウムでオンライン配信のサポートに参加していたスーパー中学生です。
この日から我が家の長男と次男が「竹富島でもCoderDojoしたい!」と言い始め、実現に向けて少しずつ勉強中です。出会った人たちの熱い思いから、パワーをもらったのかもしれません。
ただ、 6歳になったばかりの長女は、お弁当を食べたら、「早く帰りたい〜」と、お父さんと先に竹富島へ戻っていきました(笑)。やっぱり3人の子どもたちと出かけるのはちょっと大変ですね。
島暮らしから学んだこと
・自然豊かな暮らしだからか、大人も子どもも環境への意識が高い人が多い
・「自分たちにできることは何かな?」とまず前向きに考える姿勢が、身に付きつつある
・「遊びは学び!」好きなことに取り組むたびに、子どもたちのチャレンジ精神がわきあがっていく
片岡 由衣
ライター。東京都出身、竹富島在住。東京学芸大学卒業後、リゾート運営会社にて広報やイベント企画に携わる。3人子育ての発信を続けるうちにライターへ。 積み木オタクで、おもちゃや絵本に囲まれた児童館のような家で暮らしている。いつも片付かないのが悩み。 朝日新聞社「おしごとはくぶつかん」や小学館「kufura」など、メディアや企業サイトで取材記事やコラムを執筆中。 Instagram Twitter
ライター。東京都出身、竹富島在住。東京学芸大学卒業後、リゾート運営会社にて広報やイベント企画に携わる。3人子育ての発信を続けるうちにライターへ。 積み木オタクで、おもちゃや絵本に囲まれた児童館のような家で暮らしている。いつも片付かないのが悩み。 朝日新聞社「おしごとはくぶつかん」や小学館「kufura」など、メディアや企業サイトで取材記事やコラムを執筆中。 Instagram Twitter