熱中症を防げ! 通園・通学の暑さ対策 やってよかったリアルな実例

暑さ対策をしていない派も意外と多い? 朝できる熱中症対策も

コクリコラボ

写真:アフロ

2023年の夏は危険な暑さ。7月には山形県で部活帰りの女子中学生が熱中症の疑いで亡くなるという痛ましい事故も起きました。前回のコクリコラボの「8割以上の保護者が、夏の通園・通学の苦労した経験あり」の調査でも、猛暑のなかの通園や通学にまつわる、さまざまな苦労エピソードが寄せられました。

今回は実際にママたちがやっている、通園・通学の暑さ対策をご紹介します。夏休み明けも暑い日はまだまだ続きますので、ぜひ参考にしてください。

コクリコラボアンケート「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年6月13日~2023年6月26日インターネット上で実施。有効回答数は165件。

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)


※記事中でご紹介した商品は、乳幼児には使えないものもあります。使用時は商品の説明をよく読んでご使用ください。

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

通園・通学の暑さ対策、何もしていない保護者も多い?

子育て中のパパとママに「通園・通学の暑さ対策で使っているグッズはどれですか?(複数回答可)」と質問してみたところ、第1位は圧倒的に「帽子」(93人)という回答でした。

第2位は意外にも「とくになし」(36人)でした。以下ほぼ同数で「日傘」「クールタオル」「保冷剤」「ネッククーラー・クールリング」などが続きます。そのほかにも「ハンディ扇風機」「ドリンクを凍らせる」「冷却スプレー」「背中パッド」の選択肢が選ばれていました。しかしなかには「グッズの使用は禁止されている」という声も。

熱中症を防げ! みんながやっている暑さ対策をご紹介

アンケートでは前問で挙げた以外の暑さ対策グッズや、やってることを聞いてみました。

◆イチオシの暑さ対策グッズは?

まずは具体的に使用しているグッズのご紹介から。

・冷感タイプの汗拭きシート。

・冷感カーディガン。

・冷感アームカバー。

とにかく冷感にこだわるという対策。最近では子ども服でも冷感機能付きのものが充実していますよね。

・洋服は風通しの良いデザインや素材を選んでいます。

・UVカット機能のあるアウター。

・黒い服を着ない。


冷感素材以外でも機能性の高いものやデザインで暑さ対策をしているママも。筆者の子どもの場合、冷感素材でかぶれてしまうため、天然素材かつ薄いものを選ぶなどの工夫をしています。

・帰宅時間は一番暑さが厳しいので、2~3枚のタオルハンカチをビタビタに濡らして首や、帽子と頭皮の間に挟んで帰ってきている。

濡らしたタオルについては、ママたちを集めた座談会でも話題に上がりました。

・年頃になると冷たいタオルが臭くなるのが嫌みたい。うちは子どもたちみんなで扱えるアロマオイルを使って対策をしています。ペパーミントのオイルをタオルに垂らすと、ボディシートを使わなくても涼しくなれるのでおすすめです。(中3の男の子、中1の女の子、3歳の男の子のママ)

たしかに濡らしたタオルのにおいは気になりますよね。アロマオイル(エッセンシャルオイル)の扱いには十分注意が必要ですが、参考にしたいライフハックです。

・衣類用の冷感スプレーを使うと、シャツの内側にさわるたびに涼しい。(4歳男の子、4歳女の子のママ)

参考:激冷えくん 熱中レスキュー ウェアクール

・ハンディミスト(ボディ用冷却スプレー)を使う。

参考:ビオレ冷ハンディミスト

・扇子を持たせる。

そのほかのお役立ちグッズも教えてもらいました。ただし園や学校によって持ち込めるかどうかは確認が必要です。

・自転車の日除け付きのチャイルドシート。

・自転車のチャイルドシートにベビーカー用の接触冷感シートをつける。

自転車送迎におすすめのグッズがこちらの2つ。ベビーカー用のシートを転用できるのはいいアイデア。保冷剤を入れられるものもあります。

◆熱中症対策でおすすめなことは?

ここまで挙げてきたグッズ以外でも、たくさんのママが通園や登下校での暑さ対策で実践している方法を教えてくれました。

・なるべく車で通園。

体温調整が未熟な未就学期の子ども。状況が許すのであれば、車のように環境に左右されづらい手段を選ぶのも手です。

・車のシートはタオルで覆い、子どもの肌が当たりそうな金属部分は保冷剤で冷やし、やけどしないよう気を遣った。

実は快適に見える車にも、思わぬリスクがあります。特に金属部分のやけどには要注意です。

・子どもを抱っこするときは、自分と子どもの間に専用のタオルのようなものを挟む。

真夏の抱っこは地獄……。1枚挟むだけでおたがいの熱が伝わりにくくなって楽になったそうです。

・多めの飲み物。

・普段水筒の中身は麦茶ですが、猛暑期間はスポーツドリンクをいれています!

・日陰を歩く。


水筒に関しては、学校では園と違って、飲み切ったあとの補充までフォローしておらず驚いたという声もありました。子ども自身で補充するよう伝えたり、大きい水筒に変えたりして対応しましょう。

・汗拭きタオルを持たせる。

・着替えを多くもたせる。


体調不良の原因にもなり得る汗の処理。低学年のうちから家庭で教えておく必要があります。最近の猛暑では水を浴びたかのようにびしょびしょになる場合もあるので切実な問題です。一方で学校の場合、男女別更衣室がある学校は少なく、着替える場所がないという問題もありそうです。

・汗をかきにくい体にならないように、普段から外遊びなどをさせるようにしてきました。

・小さなころから外遊びをさせ、暑さ寒さになれさせる体つくりを心がけた。暑くても寒くてもへばることがなく、よく外で遊んでいる。


「汗をかける体づくり」を勧めてくれたママも。夏前から少しずつ準備をするのがよさそう。

・登園前のシャワーやプール。

・真夏は朝シャワーを浴びてから着替える。あせも防止にもなるし、体が少し冷えるので熱がこもらず登校できる。


朝、体を冷やしておくという方法です。登校の時間帯がすでに暑い時期には有効でしょう。

・朝、熱中症対策用タブレットを食べさせていました。

・熱中症予防で塩分チャージを持たせていた。


塩分やミネラルが含まれた熱中症対策用タブレット。持参するのが禁止されている学校なら、朝食べさせておけばいいのか! と筆者は目からうろこでした。

座談会では朝ごはんのこんなアイデアも。

・上の子が汗だくで帰ってくる。塩分と水分が不足して熱中症にならないよう、かならず朝、味噌汁だけは飲ませていく。(中1男の子、小2女の子のママ)

安全第一!グッズやツールをうまく使おう

今回の暑さ対策の調査では、通園よりも通学のアイデアが多く寄せられました。親の目が届かず、猛暑のなかの徒歩移動が多いため、熱中症対策に力を入れているママが多いことがわかりました。

また学校によって日傘の使用が禁止されているという実態も見えてきました。雨傘はよくて日傘が禁止されている理由がわかりませんが、危険な暑さの続くいま、命を守るため時代に合わせて柔軟に対応してほしいと強く感じました。

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