実際にサンタさん制度をやめた家庭のエピソード
サンタさんのやめかたには、ルールを決める方法や、自然に卒業を迎える方法など、さまざまなパターンがありました。ここからは、実際にサンタ制度を卒業したご家庭のリアルなエピソードをご紹介します。
・「サンタさんは親だ」と気づいた上2人ですが、まだ明確にはネタバラシしていませんし、サンタさん制度はやめていません。下の子たちがいることもあって、上2人が暗黙の了解で親サンタに付き合ってくれてる状態です。ただ、上2人にも、おもちゃをくれているのは親かもしれないけど、本物のサンタさんは妖精の類いだから目には見えないけどちゃんと存在していて、本物のサンタさんがくれるのはおもちゃなどの物ではなく、楽しい気持ちやハッピーな時間なんだよと話しています。(小6、小4、3歳、6ヵ月の男の子のママ)
やめたけど、やめていない。きょうだいがいるご家庭では、よくある状況なのではないでしょうか。「楽しい時間こそがサンタからの贈りもの」という考えかたは、大人になっても子どもたちの心に残りそうです。
・友人の話によると、サンタさんも忙しいから小さい子に譲ってあげよう、と提案したらしい。その代わり親がクリスマスプレゼントをあげることになったから、不毛な詮索をしなくなってWin-Winらしい。(小4の男の子、小3の女の子のママ)
サンタさんからのプレゼントは小さい子に譲るという、優しい気持ちがあふれたサンタさんのやめかた。無理なく自然に迎えられる、温かい方法ですね! 我が家でも取り入れたいです。
・友達から何か聞いているっぽい言動だったので、お姉ちゃんだけ呼んで事実を伝えた。妹弟はまだ信じているからよろしくね、と添えて。現在では、妹弟がどんなプレゼントが欲しいのかを探るスパイとして活躍してくれている。(中3、中1の女の子、小3の男の子)
サンタさんを卒業し、プレゼント調査員として活躍するお姉ちゃん。頼もしいですね!
・第1子の中2男子は、5年生のときにサンタがプレゼントをくれているわけではないことに気づいたようで、そのことが本人の話からわかりました。そこからプレゼントは今も1万円札です。希望のプレゼントが1万円以上するときもあるので、まぁいいだろうとそうなりました。もちろんまだ信じている年下の兄弟に対して口外しないように口止めはしています。(中2、3歳の男の子、小6、5歳の女の子のママ)
「サンタ制度」から「現金制度」に移行したというご家庭も。サンタさんより確実に欲しいものが手に入る制度かもしれません。
・息子が小6まで信じていましたが自主的に卒業しました。クリスマス前、サンタさんに欲しいものをお手紙に書く制度なのですが、「僕は来年中学にあがるので、今年でサンタさんからのプレゼントは最後にします。来年からは世界のほかの子どもたちにプレゼントを届けてください。12年間毎年プレゼントをくれてありがとうございました。」と書いていた。最後のプレゼントが届いたクリスマスの朝、「毎年くれて嬉しかった」と泣いていて、横にいた(!!)サンタさんも泣きそうでした。いい卒業を迎えられたと思います。(中1の男の子、小4の女の子のママ)
なんとも心温まるエピソードです。12年間、頑張ってきたサンタ役の親にとって、子どもからの「ありがとう」ほど嬉しいプレゼントはありません。
座談会に参加したママからはこんなお話が聞けました。
・実は、まだ私にもサンタさんが来ているんです! 大学生のときから実家を離れているのですが、お正月に実家に行くと、親から「サンタさんから来ていたよ」と枕元にプレゼントが置かれているんです。結婚してからは夫にも届くようになっています。信じていればサンタさんは来る、というシステムを我が子にもやっていきたいなと思います。(2歳の男の子のママ)
なんと、大人になってもまだサンタさんからプレゼントが届いているとのこと!
サンタクロースの正体は、誰かを喜ばせたいと願う「愛情」そのものなのかもしれません。サンタ制度を借りて、家族に小さなワクワクやほっこりをプレゼントし続けるのもいいですね。
サンタさんのやめどきは、それぞれの家族のかたちで
サンタさんのやめどきは、本当にさまざまです。自然消滅でそっと卒業する家庭もあれば、ルールを決めたり、手紙で区切りをつけたり、あえて続けるという選択をする家庭もあります。
大切なのは、いつまでにやめるかより、ご家庭ごとにしっくりくるかたちを選ぶことなのではないでしょうか。みなさんのご家庭では、サンタさんのやめどきについて、どのように考えていますか?
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
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