我が家はこうやめた! サンタさんのやめかた
先輩ママたちは、どのようにサンタさんを卒業したのでしょうか? アンケートに寄せられた「サンタさんのやめかた」のリアルエピソードをご紹介します。
子どもの気づきで自然消滅
サンタさんのやめかたとしてもっとも多かったのが、子どもの気づきによる自然なフェードアウトです。
・年齢が上がるにつれ、だんだん怪しんできた上の子の影響で下の子も卒業した。小学6年くらいで、上の子に「もうわかってるから」と言われ、こちらも頑なにサンタを貫く熱量もなく終了しました。(中3の女の子、小6の男の子のママ)
無理に終わらせようとしなくても、子どもの成長とともにサンタさんのやめどきは訪れるようです。
・長男から「プレゼントを買ってほしい」と言われたので「サンタさんにお願いしたら?」と伝えたら、「だからママサンタにお願いしてるんだよ!」と言われたタイミングでやめた。(小4、小2の男の子のママ)
子どもの鋭いひと言に思わずドキッとしてしまいますが、スムーズにサンタさんを卒業できるパターンかもしれません。
・小学校でサンタさんはいないと聞いてきたようで、成長を感じました。「今まではパパママで準備してたんだよ、◯◯(子どもの名前)はお姉さんになったね」とお話ししました。今後は、パパママからのクリスマスプレゼントとして渡す予定です。(小2、年長の女の子のママ)
友だちや学校からの影響で、サンタさんの正体を知ったという声も。「お姉さんになったね」と、お子さんの成長をやさしく受け止める声かけが素敵です!
・今年はサンタさんに何お願いするの? と聞いたら深刻な顔をして「ママ、サンタは存在しないの……YouTubeで親の優しさって言ってた」と言われました。(小5のママ)
まさかYouTubeでバレるとは……! 今どきのサンタ卒業ですね。「親の優しさ」という言葉、誰が発信したのかが気になります(笑)。
ルールを決めて卒業
アンケートでは、ルールを設けて、区切りをつけているご家庭も多く見られました。
・現在高校生の息子は「親も先生も噓をつかないからサンタは存在している!」と、中学生になるまで信じてました。親のほうから「下の代の子たちがサンタからプレゼントを貰えなくなるから、中学生になったらサンタは来ないんだよ」と伝えました。(高2、5歳の男の子、中3の女の子のママ)
・近所の4人兄弟のママから「サンタさんは小学生までと伝えてある」と聞き、そのまま我が家も採用。小学6年生の兄は以前から「いない派」。現在小4の妹は、プレゼントを私が用意していることの証拠をつかもうと必死になっており、それを隠そうとする兄や私との戦いが毎年ある。(中3の男の子、小4の女の子のママ)
「サンタさんは小学生まで」など、あらかじめ基準を決めておくと、サンタさんのやめどきに悩まずにすみますね。
・今上の子が小3なので「サンタさんって、本当にいるの?」と聞いてくるようになりました。それに対して、「信じているうちは来るよ」と伝えています。(小3、年長の女の子のママ)
こちらは、座談会に参加したママの声。サンタさんの存在については否定も肯定もせず、「信じているうちは来る」と伝えているそうです。子どもの気持ちを尊重できる、やさしいルールですね。
・上2人はもう信じていませんが、「サンタさんがいないと言う場合、プレゼントがなくなる」というのが我が家のシステムなので、制度としてはまだあります。3人目がまだ信じているため、上2人のプレゼントがなくなると、「なぜないのか?」という流れになりバレそうなので、上記システムを採用しています。3人目が知った際、どうするか検討しようと思います。(中2、小6、小4の男の子のママ)
「サンタさんはいない発言=プレゼントなし」という、ユニークなルールもありました!
・友達がサンタはパパママという噂をしだして、「サンタってママなん?」と聞かれた。「そう思うん? それやったらもうプレゼント来ないね……」って答えたら、プレゼントがもらえないのは困るのか「いや、そう思ってるわけじゃなく……」と息子も聞いたことを濁してました。(小5の男の子、小3双子の女の子のママ)
信じるかどうかは二の次、大事なのはプレゼントがもらえるかどうか! 子どもの本音が垣間見える、ほっこりかわいいエピソードですね。
最初から「サンタはいない」
サンタさんのやめどきに迷うご家庭が多いなか、「サンタはいない」と最初から伝えている現実派の声も寄せられています。
・そもそも、サンタが空を飛ぶ設定に無理があったようで、最初から信じてくれなかった……。絵本だけのお話だと思っていた。無理に信じさせようともしなかったので、最初からいないということにした。(小6の女の子、小2の男の子のママ)
サンタさんは、信じなければならない存在ではありません。サンタさんを信じない派のお子さんがいることも、もちろん自然なことですよね。
・最初から家にプレゼントを届けてくれるサンタさんはいないと伝えています。サンタさんという存在は海外にいるし、それに変装した人はいっぱいいるけど、子どもたちにプレゼントをくれるのは、「親」「叔父母」「祖父母」など、誰からのプレゼントなのかハッキリ伝えています。我が家では、クリスマス前になるとツリーの下にいろいろな人の名前「◯◯へ ◯◯より」と名札つきのプレゼントを積んでいくというシステムにしています!子どもたちは日々プレゼントが増えていくのを開けずに待って喜んでます!(小2、5歳の男の子、3歳の女の子のママ)
プレゼントは贈り主を明確にしている、というご家庭もありました。そのほうが、子どもは感謝の気持ちを自然に持てるのかもしれません。
涙あり、笑いあり!「サンタ卒業」の感動エピソード
サンタさんのやめかたには、ルールを決める方法や、自然に卒業を迎える方法など、さまざまなパターンがありました。ここからは、実際にサンタ制度を卒業したご家庭のリアルなエピソードをご紹介します。




































