恐怖の夏休み！　「未就学児ママ」が明かした「夏休みでつらいこと」トップ３

今回のコクリコラボのテーマは「恐怖の夏休み」。子どもたちにとっては嬉しい夏休みも、一日中子どもの世話をすることになるママにとっては、正直つらいことも多いもの。

本記事では、未就学児の育児中（もしくは育児をしたことがある）ママを対象に実施した「夏休みでつらいこと」についてのアンケート結果を、その理由とともにランキング形式でご紹介します。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa（エニママ）」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2024年６月５日～６月18日インターネット上で実施。有効回答数は109件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります（明らかな誤字等は修正のうえ記載）。

「未就学児のお子さんがいる夏休みでつらいこと」への回答数で１位だったのは、「子どもと遊ぶこと」「遊ぶ内容や場所を確保すること」。そのあとに、「食事の準備をすること」、「家事など家のことが進まないこと」と続きました。

実際にどんなつらさがあるものなのか、ママたちから集まった「つらい理由」を見てみましょう。

・体力があり余っている子どもたちの遊びの場を探す、付き合うのがなかなか大変だった思い出があります！

・未就学児はとにかく体力おばけ！　一緒に昼寝しても子どもは体力ゲージ回復、ママは回復せずでした。

未就学児のパワーのあり余る体力・パワーに恐れおののくママたちからのコメントが目立ちました。子どもの体力にママがついていけない……という声も。

・最近の夏は暑すぎて外で遊ぶことができないため、遊び場の確保に悩まされるのがつらいです。

・家にいてばかりでは飽きるけど、外は暑く、涼しい室内遊び場は夏休みで混んでいて行くのがおっくうに。

これには共感するママがほんとうに多いのではないでしょうか。外は暑すぎて遊べない、しかし屋内施設は混んでいる……。酷暑つづきの近年、特に悩ましい問題だと思います。

・まだひとりで遊びに行くことはできず、出かけるにしても何をするにも一緒にしなければならないから。また、そのたびに身の回りの世話など、毎日育児に追われるからです。

まだひとりでできることが少ない未就学児。生活にかかわるさまざまなことをママが手伝わねばならない状況です。一日中子どもの手伝いをする日々が１ヵ月以上つづく夏休み……やっぱりつらいですよね。

・食事は平日は幼稚園の給食に頼りっぱなしなので、栄養面でもプレッシャーを感じます。

・食べものもまだ大人とまったく同じとはいかないため、いろいろなバリエーションを考えなくてはいけない機会が増え、げっそりします。

大人と同じ食事が食べられない場合、子ども用の食事を別に準備する必要があります。ただでさえ一日３食の準備は大変なのに、まさに「げっそりする」が本音でしょう。

・どこに行ってもついてきて邪魔をするので、家事が進まない。本人は手伝っているつもりなので怒れない。

・３分で家が散らかるので片づけが追いつかないから。

「本人は手伝っているつもりなので怒れない」というコメントにほっこりしてしまいますが、延々と付き合うママは大変です。片づけてもあっという間に散らかる、というコメントも。

つづいて、「未就学児以下の子どもがいて、夏休みがつらい……と感じたエピソードを教えてください」という質問に寄せられた回答をご紹介します。

・体力があり余り、家を走り回る子どもをどうやって満足させるか。プールをしてみたり、ダンボールで工作させたり。いろいろ考えていました。

子どもを楽しませるために知恵を絞り、ネタを探す……。ふだんは週末だけでも大変なのに、それを夏休み期間中ずっと継続しなければならないわけです。

・早朝から起こされ、暑いなか「公園へ行きたい」、帰宅後は「お腹空いた」「一緒に遊ぼう」など、とにかく休憩できない！　気づけばなにも家事が進まず一日が終わることがありました。

こちらのエピソードを読むと、朝起きた瞬間から子どもたちに振り回されるママの様子が目に浮かびます……。

・どこも混んでいるけれど、暑いからプールにいくことになり、プールについてスライダーに乗ろうと並んだら１時間待ち……炎天下で熱中症にさせないことや、急にぐずりだしたときには白目をむきました。

白目をむく、とはまさに！　未就学児との真夏のおでかけでは、ママが考慮すべきことがあまりにも多すぎます。

・我が家は未就学児がふたりいる時期があり、ふたり分の育児が朝から課されるのは本当にしんどく、特に一緒に遊ぼうという総攻撃にあい、やりたくもない仮面ライダーやらプリキュアのおもちゃでひたすら遊ばせられたこと。

未就学児がふたり以上いると、言わずもがなママの負担はずっしりと重くなります。さらに、ママが好きでも得意でもないことに長々と付き合わされるのもつらいですね。

なかには、「苦手な虫を捕まえにいくのがつらい」と嘆くママもいました。

・ダラダラと過ごすのもいけないと思い体験教室、幼児でも観られる映画、恐竜展などのイベントにたくさん参加してお金を使いすぎてしまったので、あとになりつらかったです。

一生懸命情報収集して、子どもたちを楽しませてあげられた！　と思ったら、今度は出費がかさんで頭を抱える……。もう、一体どうしたらよいの！　というママたちの悲痛な叫びが聞こえてきそうです。

・ご飯つくる→食べない→おやつばかり食べる→ご飯つくる→食べないの負のループに陥ったとき。

こちらも多くのママが共感する「子育てあるある」ではないでしょうか？　しっかり食事を食べないから、中途半端な時間にお腹がすいて間食する。間食したから、食事の時間にお腹が空いていない………これが続けば、料理をする気も失せてしまいますよね。

まだまだコミュニケーションが取りにくく、遊ぶにも食事するにも外出するにも、とにかく手がかかる未就学児。さらには体力・パワーも底なしであり余っているときたら、一日中一緒に過ごすママは大変に決まっています。

同じ境遇のママたちの回答を読んで、「みんな同じようにつらいんだな」と少しホッとしていただけたら嬉しく思います。

後続の記事では、アンケートでママたちから集まった「夏休みの食事づくりをラクにするアイデア」や、「つらい夏休みを乗り切るためのライフハック」をご紹介する予定です。そちらもぜひ読んでみてください。