８割が「ある」と回答　ママたちが楽しむ「子育て以外の楽しみ・趣味」のリアル

今回のコクリコラボのテーマは「ママが育児以外に夢中になれること」です。

育児以外の楽しみ・趣味を持つママはどれくらい？　それはどんなこと？　出会ったきっかけは？　ママたちの実態を調査しました。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa（エニママ）」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年６月13日～2023年６月26日インターネット上で実施。有効回答数は165件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。（明らかな誤字等は修正のうえ記載）

子育て以外に夢中になれること、趣味、大切にしている時間が「ある」と回答したママが83.3％。「ない」を大きく上回りました。

「ない」と回答したママが挙げた理由の１位は「時間がない（19人）」。２位、３位に、「お金がない（14人）」「興味がわかない（９人）」がつづきました。

出会ったきっかけとして一番多かったのは「SNS」。その後に、「友人、知人」「家族」と続きます。

また、「そのほか」には、

・子どものころに好きだったことをまたやってみています。

・学生のころからの夢だったから。

・独身時代からの趣味。

このように「昔から好きだった」という回答が多数寄せられていたのも印象的でした。好きなことを長く続けているママがたくさんいるのですね。

次は、子育て以外の楽しみがあると回答した８割のママたちに「それはどんなことですか？　夢中になれる理由や楽しいと感じるポイントなどを教えてください」と質問。集まった回答をご紹介します。

ほかのママたちはどんな「好きなこと」を楽しんでいるんだろう？　と、おしゃべりを楽しむような気持ちで読んでみていただけたら嬉しいです。

・推し活！　世界が広がる。推し友と盛りあがる時間の楽しさ、共感し合える友達との出会い、自分の心が動く瞬間があることなど。

・推し活にいそしんでいます。休日前夜、夜中に家族が寝静まってから、晩酌しながらライブDVDを見て自分だけの時間を過ごすのが極上の楽しみです。その時間だけはママでも妻でもなく、イチ女子に戻ってキュンキュンして幸せな気持ちで満たされるので、そのまま眠りにつくことでいい睡眠も取れている気がします。それでまた１週間、がんばれます！

「推し」の対象はアイドル、スポーツ選手、俳優など人それぞれのようですが、どの回答からもときめきや充実感が漏れ伝わってくるよう！　筆者も「推し活」してみたくなってしまいました。

・撮りためたドラマやラジオを家族がいないor寝ている隙に視聴すること。世界に没頭できて、一息つける。

・海外ドラマ鑑賞。日常生活のしんどいことを忘れて、別の世界が見れるから。

・Netflix、特に海外の文化や歴史に触れられるバラエティやドラマが好きです！　子どもの母親であることを忘れて、ボタンひとつで自分の興味関心に没頭できる手軽さがたまらないです。

テレビドラマやDVD、オンデマンドでの動画視聴を挙げてくれたママも。自分の好きな世界観や非日常を手軽に楽しめる点がいいようです。

・フェスやライブに行くことです。汗だくになりながらもライブハウスの一体感を感じられるところ、隣の人と目があってお互い最高の笑顔で笑いあえるところが好きです。大人になってこんなにはしゃげることってなかなかないので最高のリフレッシュになります。

音楽が好きなママもたくさんいました。単に鑑賞するだけではなく、ライブやフェスで盛り上がるのも楽しみの１つなのですね。

・本やマンガを読むことです。一人でじっくり好きなものを食べながら、世界観に浸ることが大好きです！　普段なかなか時間が取れないからこそ、かけがえのない時間です。

・読書とゲーム。生活を一瞬、すっかり忘れられるから。今の自分には思いもよらない価値観や思想に触れられるから。

本、マンガ、ゲームを挙げたママもたくさんいました。スマホがあれば、時間も場所も選ばずに楽しめるのもありがたいですね。

・​​手芸。縫いまちがえないように集中するので、ほかの嫌なことを考えずに済む（笑）。

・編みもの、ビーズでアクセサリー作り、刺し子など、常になにかしらのハンドメイドにハマっています。無心になって手を動かすことがストレス解消になり、できあがったときの達成感も得ることができてとてもいいです。

ハンドメイド（手芸）は、「集中する」「無心になる」ことがストレス解消につながるようです。手元に作ったモノが残るのも、素敵なところですね。

・中国語を勉強すること。

・英会話。25分集中する時間が気分転換になります。

・ソムリエの資格を勉強中。個人でワインのインポーターをしています。

意外に多かったのが、語学や資格の勉強という回答。「自分のための勉強」なのがポイントなのかもしれません。

「育児以外の趣味や楽しみ」について、調査を通してわかったママたちの実態・リアルをご紹介しました。

回答を読んでいて感じたのが、好きなことを語るママたちはイキイキして元気、とても楽しそうだということ！　実は筆者は執筆前、夏バテぎみだったのですが、ママたちの回答を読んでいるうちになんだか元気が出てきてしまいました。

また、好きな理由として「生活を忘れられる」「妻でもママでもない自分でいられる」「無心になれる」ことを挙げるママがとても多かったのも印象的でした。

この記事が、ママたちの楽しみ・趣味が増えたり、興味関心の対象が広がったりするきっかけになることを願っています。