驚き&共感 「ママになってあきらめたこと」子育てのリアルを大公開! 

太った、電車にくわしくなった… ママたちが感じた自身の変化とは

写真:アフロ

先日公開した「約9割が『理想と違う』と感じた経験あり ママたちはなにに苦労している?」からは、子育てに追われるママたちのリアルな姿が浮き彫りになりました。

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約9割が『理想と違う』と感じた経験あり ママたちはなにに苦労している?

今回はママ自身に焦点をあてて、「ママになってあきらめたことはありますか?」と質問。

実際にあきらめたことはなんなのか、そしてそれをママたちはどう感じているのか……? 集まったエピソードを、前後編にわたってたっぷりご紹介します。

コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年4月24日~2023年5月8日インターネット上で実施。有効回答数は203件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

おしゃれ、キャリア、趣味…ママになってあきらめたことの多さに驚き

コクリコラボアンケート

ママたちは子どもを産んだことで、具体的にはなにをあきらめる必要があったのでしょう?

アンケートでは、「おしゃれ、服装」と回答したママが106人と最多に。そのあとに、ママのキャリア、趣味、理想のライフスタイル……と続きます。

なお、「あきらめたことはない」と回答したママは17人。今回の選択肢のなかでは最少でした。

コクリコラボアンケート

つづく質問「ママになる前と後で、ご自身はどう変わったと思いますか?」では、「子ども優先の生活や考えかたになる」と回答したママが178人とダントツ1位に。

その結果、「子どもが好きなものにくわしくなる」のは必然といえるかもしれませんね。

子どもの生活リズムやペースに合わせた結果、「早寝早起きになる」「早食いになる」のにも共感できます。

ママになって変わったことは? ママたちの体験エピソード(前編)

つづいて、ママたちに「ママになって変わったことは?」と質問。たくさんの回答が寄せられました。

熱量の高い体験談の数々を、前後編にわたってご紹介します。

・自分の子どもはこんなにかわいいものなのだと感じた。子どもを産む前は、まわりの子どもには無関心だったが、街で見かける子どもや保育園のクラスメイトなど、ほかの人の子どももとてもかわいいと感じるようになった。

・自分の子どもだけでなく、ほかの子どもにも興味をもつようになった。


自分の子どもはもちろん、どの子どもに対しても「かわいい」と思えるようになった、という回答です。

・以前は週の半分以上出張していて、飛行機の座席予約で幼児マークを見るとなるべく遠くを選んでいました。今はあのころの自分を叱りたい。避けずに、むしろうるさくても平気ですよ、と声かけられる自分でいようと誓いました。

・​​独身時代は友人の子育て苦労話が長いなぁ~と思っていましたが、いざママになってみるとしゃべってもしゃべりつくせないほど苦労話が出てきます。人に話したいという気持ちがやっとわかりました。


子育ての大変さへの理解が深まり、ほかの子どもやパパ・ママに優しくなったというエピソードも。

・以前はベビーカー置き場やマタニティマークが見えなかったが、今は自然と目に入り、また困っているパパママがいたら自然と声をかけている。

見える世界が変わり、困っているパパ・ママに手を差し伸べられるようになったと回答してくれたママもいました。

・こんなにも自分以外のことを優先することがあたり前になるんだ、あたり前にできるんだということに驚いた。

子育て中は、ママ自身のことよりも子どものことを優先しがち。「こんなに自分以外の誰かを優先できるなんて!」と、新しい自分を発見するママも多いようです。

・なにをするにも、子育てに役立つか不要か、子どもへの影響がよいか悪いか、ということを考えてしまうようになった。

・今まで自分のことを最優先に考えてお金や時間を使っていたけれど、今は自分に使うよりも、まず先に子どもができるだけ快適にすごせるように無意識下で考えて行動している。


これも、多くのママが共感する「ママあるある」の1つではないでしょうか。

・電車が大好きな子どもたちのおかげで、電車にとてもくわしくなったが、アイドルの出待ちをするように新幹線の出待ちをする日がくるとは思わなかった。笑

・子どもが車好きのため、すれ違う車の車種などを確認してしまうようになった。子どもが一緒にいないときも、習慣で見てしまう(笑)


男の子に多い、「電車・新幹線・車」信者たち。

2男子の母である筆者も、ママになる前はまったく興味がなかった新幹線にとてもくわしくなりました。たとえば「はやぶさ」なら「E5系」と、系統までパッと出てきます。

・体重が減らない。
・老けた。
・子どもを抱っこしてばかりいたころに、「自分が思ってる以上に腕の筋肉たくましくなってるよ!」と友達にいわれた。


「外見が変化した」と回答したママも。

「産後太り」という言葉が存在しますが、子育てで自分に手がかけられなかったり、運動したりする時間がなくなった結果、体型のネガティブな変化を感じるようになるのかもしれません。

・1人目が生まれた直後は子ども優先にしていたが、それだとすべてがうまく回らないので、より自分を優先に満たすようにすれば子どもたちにも優しくなれるようになったことに気がついた。

このママは、ママになって子どもを優先するようになった結果、「自分を満たす必要性に気がついた」そうです。

・もともと積極的ではないタイプで、人の影に隠れていたのですが、ママになって孤独に耐えられなくなり、自発的にママサークルをつくったり、地域メディアを立ち上げたりとおもてに出るようになり、姉にビックリされました。

「ママになって孤独を感じるようになった」話も、筆者はよく耳にします。このママは孤独を機会に、サークルやメディアを立ち上げたのだそう!

一見マイナスにも思えることをプラスに変えるパワーがすてきですね。

ママたちがたくさんのことをあきらめている現実にがくぜん…。

回答数の多さ、熱量の高さから、ママたちの本設問への関心の高さがうかがえました。

ママならきっと共感がとまらない「ママになってあきらめたこと」エピソード集は、後編に続きます。

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こくりこらぼ

コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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