

──今回の漢字ドリルは、一般的な漢字ドリルとどう違うのでしょうか?
あきやま先生:なぞり書きをもくもくとするだけのドリルは、特に低学年の子はすぐに飽きてしまい、苦痛に感じてしまうでしょう。
今回の『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』では、1年生で習う全80字すべてに覚え方のコツをのせ、教科書(光村図書:こくご 一 上巻・下巻)に出てくる順番に、その覚え方を使って練習することができます。
覚え方は2種類。漢字の成り立ちの「かたち」から覚えるものと、パーツの組み合わせから「ゴロ合わせ」で覚えるものです。
1年生の漢字の成り立ちの多くは、もののかたちをかたどって作られた象形文字からできていて、「かたち」をとらえて練習します。

画数が多い漢字を覚えるには「ゴロ合わせ」が最適です。イラストを見てゴロ合わせで覚えた漢字を声に出しながら書き込み、定着させることができるのが今回のドリルです。
定番のなぞり書きと、覚え方のコツが両方つまっていて、より鮮明に頭に残る、これまでにないドリルになっています。
正しい漢字を書くには書き順が大切
──漢字を書くときに、特に気をつけたいことは?
あきやま先生:大切なのは書き順です。正しい書き順で書くことで、かたちを正しく書けるようになります。
今回のドリルでは、書き順がわかりやすいよう一画ずつ矢印と順番の数字を記載しているので、覚えやすいと思います。
