“小学受験の神”が教える「一度覚えたら一生忘れない」漢字学習のコツ

あきやまかぜさぶろう先生スペシャルインタビュー

画家・作家:あきやま かぜさぶろう

『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』
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──小学校入学前に、ひらがなやカタカナを練習して書けるようになるお子さんも多いと思います。でも、漢字は覚えるのが難しい気がします。

あきやま先生:大人は「ひらがなは簡単で漢字は難しいもの」と考えがちです。

でも、ひらがなの字のかたちって独特ですよね。縦、横、斜めだけでなく、ぐるりんとまわる曲線にもいろいろな形があり、規則性のない図形をかくようなものです。

そんなひらがなを覚えることができたのならば、漢字はやり方さえわかれば書きやすいんじゃないかな。

漢字はひとつひとつに意味があります。今回のドリルでは、ゴロ合わせとそれに合った楽しいイラストで、頭に入るよう作っています。

『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』

──保護者はどのように漢字学習をサポートするのがよいでしょうか?

あきやま先生:漢字の読み方と、かたちから覚えるのか、ゴロ合わせで覚えるのかをお子さんと一緒に確認してみてください。

例えば、「花」はゴロ合わせで覚えます。「いたよ っぱい を あびて、が さいた」と一緒に読むのもいいですね。

頭に鮮明に残りやすくなると思います。

『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』

漢字は一時的に覚えればよいものではなく、ずっと使っていく大切なものです。

お子さんたちにはぜひ、せっかく覚えるのならば楽しんで、一度覚えたら一生忘れないような学習をしてもらいたいと思います。

『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』
『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』
定価:1540円(本体1400円)

『1日10分でおぼえる漢字ドリル 小学1年生』の使い方

①はじめに指で3回なぞり、漢字のかたちをとらえる。
②読み方(訓読み・音読み)を確認する。
③「かたち」または「ゴロあわせ」を読み、覚える。
④実際に声に出しながら書いてみる。
⑤読み・書きの問題にチャレンジ。
⑥まとめの問題にチャレンジ。

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あきやま かぜさぶろう

画家・作家

画家・作家。1948年長崎県生まれ。1971年、二科展に初出展した作品が特選を受賞。1972年、二科展銀賞で連続受賞。現在は画家活動をしながら、幼稚園・保育園での絵画教室や幼児教室でも受験指導など数多くの現場で絵画指導を続けている。 『1日10分でえがじょうずにかけるほん』(講談社刊)は、シリーズ累計176万部を突破。お絵描きのコツを子どもにわかりやすく説明し体験させる「あきやまメソッド」で圧倒的な支持を得て、「児童絵画指導のカリスマ」として知られる。

画家・作家。1948年長崎県生まれ。1971年、二科展に初出展した作品が特選を受賞。1972年、二科展銀賞で連続受賞。現在は画家活動をしながら、幼稚園・保育園での絵画教室や幼児教室でも受験指導など数多くの現場で絵画指導を続けている。 『1日10分でえがじょうずにかけるほん』(講談社刊)は、シリーズ累計176万部を突破。お絵描きのコツを子どもにわかりやすく説明し体験させる「あきやまメソッド」で圧倒的な支持を得て、「児童絵画指導のカリスマ」として知られる。