
【中学受験】「算数の先取り学習」で逆転合格? 個別指導塾で成績アップする子の特徴とは?
【中受伴走】「進学個別指導塾TOMAS」扇谷洋平先生に聞く、個別指導塾の活用術 #2 (2/3) 1ページ目に戻る
2025.11.30
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
6年生の秋は焦る……だから「先取り学習」で目指す“焦らない受験”
──前回、個別指導塾を選ぶ理由をお聞きしたところ、「集団塾の先取り学習のため」というご家庭が多いと伺い、驚きました。ただでさえ難しい中学受験の勉強を先取りするとなると、かなり大変なことのように思えますが……。
扇谷洋平先生(以下、扇谷先生):中学受験は6年生の秋以降、多くのお子さんがとにかく絶対的に時間が足りなくなり、焦りが出てきます。
「過去問をやる時間が足りない」「まだ終わっていない単元がある」「苦手な単元がそのままで放置されている」。そんな声を毎年聞きます。
だからこそ、私たちは「5年生の終わりまでにひととおりの単元学習を終える」というのをひとつの目標にしています。もちろん先取りをご希望される場合のお話です。
そのために、2~4年生のうちから少しずつ計画的に進めていきます。特に算数は受験の要。合格者と不合格者の差がつきやすいのがこの科目の特徴です。
扇谷先生:ですから算数だけは先取り学習を個別で進める、という方が多いですね。前倒しで基礎を固めておくと、大手塾の授業でも焦らずついていけます。早めの準備が、最終的には「焦らない受験」につながります。
焦りが出ると、子どもも保護者も、本来の力を発揮できません。精神的にも負担が大きくなります。
逆に時間に余裕があると、心のゆとりが生まれ、復習や弱点補強にじっくり取り組めます。具体的には、6年生の秋以降に始める過去問対策を、トーマスでは6年生の春から取り組んでいます。単元学習を前倒しで進めているからこそ、できることなのです。
──6年生の春から!! それはすごいですね! 私自身、長男の中学受験伴走時を振り返ると、確かに志望校すべての過去問が最後にしっかり解けていたかと言うと、第一志望に偏重していたように思います。時間があれば、結果は違ったかもしれません……。



































