【中学受験】小学6年生の1月「全部やる」とつまづく。どう勝つ? 合格した親が最後に「捨てたもの」

イメージ写真:beauty_box/イメージマート

「あと1ヵ月しかない!」とあせる日もあれば、「早く終わってほしい……」と願う日もある。入試直前の親の心は、答えのない不安のなかで揺れ動くものです。

そんな時、一番怖いのは焦って「全部」やろうとしてしまうこと。

そこでこの記事では、役にたつ「1月の戦略」をコクリコ編集部が厳選しました。難しい精神論や、あれもこれも詰め込んだリストではありません。プロや先輩たちが実践した「今日からすぐに使える決定版」をお届けします。

【中学受験】当日の「まさか」を防ぐ 親の「本番直前」3つの最終確認リストはこちら▼

「1月の魔物」とは? 直前期に陥る3つの罠

中学受験の世界には「1月の魔物」が住んでいるといわれます。 ふだんは冷静な親でさえ、模試の結果や倍率速報、そしてインフルエンザの流行といった情報に振り回され、いつものような判断ができなくなってしまう状態です。

特にハマりやすいのが、以下の「3つの罠」です。

①足し算の罠
「不安だから」と新しい問題集に手を出してしまう。

②睡眠泥棒の罠
「あと少し」と夜更かしを、体調を崩す。

③伝染する不安
親の焦りが子どもに伝わり、本番で実力を出せなくなる。

ここからは、これらの罠を回避し、残された時間を「合格」へつなげるための具体的なアクションをご紹介します。

学習戦略(攻め)|社会科は「直前2週間」で伸びる

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