
中学受験直前の1月の過ごし方 算数・理社の対策と当日の心得を伴走済みママが伝授!
教育ジャーナリスト・佐野倫子が語る「中学受験伴走」焦る1月期の過ごし方 (3/4) 1ページ目に戻る
2026.01.16
教育ジャーナリスト:佐野 倫子
学校を休む? 正解は「家庭ごとに違う」
この時期、必ず話題になるのが「本番直前、1月の小学校の登校はどうする?」問題。
結論から言えば、一律の正解はありません。もちろん一番健康的なのは、学校に毎日いくこと。ただ、感染症の流行や、体力の調整などもあって、最後の2週間の判断はご家庭により分かれると思います。
我が家の場合は、1月の後半はほとんど学校に行けませんでした。というのも、1月10日周辺の埼玉校受験、20日前後の千葉校受験、それぞれ数校ずつ受けたので、入試当日は小学校は欠席。
また、初めての受験で万全を期したい気持ちが強く、前泊をしたために本番前日も学校を欠席。そして2月本番前は、当時は新型コロナウイルスとインフルエンザが大流行していたため、感染症予防のために欠席させていました。
今思うと、それは全くいいことではありませんが、数年の努力が病気で受けられないというのは耐えがたく、そのような判断に。せっかく休んだ日は、たっぷり寝て、苦手だった理科の植物・生物の暗記に費やしました。
直前期に学校に行く、行かないは、最終的にご家庭の判断です。我が子の体調管理、集中力とメンタルのバランスが守れるかを最優先に考えてください。もし学校を休む場合も、周囲に影響をできるだけ与えないように振る舞い、学校の先生にも事前に事情を説明しておくといいですね。
算数は「数週間では劇的に伸びない」その代わりにやるべきことは?
2025年12月~2026年の年明けの数週間で、保護者の方から「苦手な算数が最後まで足を引っ張っているので1月期が不安でしかたがない」という趣旨のメールを何通もいただきました。
その気持ちがとてもよくわかります。コツコツやっていれば必ず伸びると信じてここまできたものの、思うように過去問や模試で点数が取れないと焦りますよね。
正直算数は、残念ながら数週間で劇的に伸びる教科ではありません。だからこそ、時間の使い方が重要です。
今までの取材で直前期の算数に対する取り組みで、合格者の取材でよく耳にしたのは
·難問に時間をかけすぎない
·「わからない」に引きずられない
ということ。その代わりに大切なのが以下の点でした。
·計算スピードを落とさない
·忘れている単元を作らない
我が家では、直前期は1日2時間程度は毎日算数に充てていました。イメージは「全単元から数問ずつ、テキストで過去にできなかった問題をノートに解いていく」というもの。
久しぶりにやると、「三角数、四角数、順列、それぞれ整理できたな」「面積の単位が怪しい」など発見がありました。直前期の算数は、うっかり手薄になっていたところを確認し、かつ計算のスピードを落とさないようにする期間です。深く掘るより、広く確認することを意識しました。


































