【中学受験】「人体」「昆虫」理科に強くなる学習漫画 難関中合格中受ママ推薦の3選

【理科編】『はたらく細胞』『昆虫世界のサバイバル』『医学のひみつ』

教育ジャーナリスト:佐野 倫子

1.『はたらく細胞』

『はたらく細胞』著:清水茜(講談社)
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【作品紹介】
人間の体内では約37兆個の細胞が息づき、それぞれの役割を果たしている。体内にウイルスや細菌が侵入したとき、身体の中でどんな攻防が繰り広げられているのか。白血球と赤血球をはじめ、さまざまな細胞の奮闘と活躍を描く。

【おすすめポイント】
『はたらく細胞』の画期的なところは、体内の細胞や細菌が擬人化されており、キャラクターごとに性格があるので、子どもはアニメを観ているような感覚で作品を読み進めることができます。

身体に関する情報が“物語仕立て”になっているというのは、大きなポイント。体の中は自分の目で見ることができないので、暗記が苦手な子にとっては、“見えない”ものを暗記するというのが非常に苦行なのです。ですからキャラクターの世界に没入することで、自然と身体の仕組みが理解できるようになるこの作品のつくりは、本当にすごいんです! うちの子も暗記が苦手で、この漫画にはずいぶん助けてもらいました。

ちなみに私が『はたらく細胞』と出会ったのは、5~6年前。情報の早いママたちの間で「この漫画はすごい! 勉強になるし子どもがすごく読む!」と話題になりましたね。

アニメ化にもなった大人気シリーズ『科学漫画サバイバルシリーズ』

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