子どもたちから「こんな本が読みたかった」の声、続出! 中学受験の物語文に何度も出題される著者が描いた思春期の物語『十二歳』

中学受験のための読書をはじめよう! 受験に役立つ親子で読みたい物語⑥

児童図書編集チーム

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中学受験の入試問題で必ず出題される「物語文」。

今回の記事では、中学受験の物語文に何度も出題される著者が描いた物語をご紹介!
さらに大手中学受験塾で受験指導などを担当し、1000人超の子どもと関わったライターによる【出題ポイント】も公開します。

子どもたちから「こんな本が読みたかった」の声が続出した一冊。
一体どんな物語なのでしょうか?

思春期の入り口に立ち、戸惑う12歳の日々を描いた物語

作品名:『十二歳』
著者:椰月美智子
出題校:山手学院中学校、開智学園開智中学校、穎明館中学校、市川学園市川中学校、恵泉女学園 中学校、頌栄女子学院中学校など、多数出題。

【あらすじ】
小学6年生の鈴木さえ。友だちもいっぱいいるし、ポートボールに情熱を燃やす楽しい毎日を過ごしていたのに、突然何かがずれ始めた。頭と身体がちぐはぐで、なんだか自分が自分でないみたいな気がする。それはいきなりやってきた頭痛といっしょに、さえの気持ちを不安にさせる。大人になったら、自分は特別な「何か」になることができるのだろうか? 

それまでの自分とは、まったくちがってしまった自分をみつめる、さえの「十二歳」の1年間を描く物語。

【出題ポイント】
椰月美智子さんの作品は毎年多数の学校で出題されています。なかでも『十二歳』は受験生と同じ小学6年生が主人公ということもあり、『しずかな日々』と同じく、多数の学校で出題されました。思春期を迎えた子どもの心情を瑞々しく描いた一冊です。

「中学受験のための読書」をはじめてみよう!

中学受験は知識や学力だけでなく、考える力や表現力、物事を多角的に見る力が求められます。そのため、本を読むことで、楽しみながら中学受験につながる一歩を作ることができます。

今回ご紹介した『十二歳』で、ぜひ中学受験につながる読書をはじめてみてくださいね!

中学受験に出題された本をもっと知りたい方はこちら!

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児童図書編集チーム

講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR

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