ゴールは「相手に正しく伝わること」
使える言葉の数を増やして具体的に話せるようになったら、最後は「相手に伝える力」を養いましょう。
相手にわかる言葉で話すためには、
・相手が理解できる言葉を使う
・わかりやすい順番で話す
・要点を絞って話す
といった工夫が必要です。
「伝えたいことが多すぎて話が長くなったり、シンプルにしすぎて説明不足になったりするのは、大人でもよくあることです。要点がズレて何を伝えたいのかわからなくなることも、気をつけたいポイントです。
これらの注意点をクリアにし、伝える力が身につくと、
・考えをまとめる力がつく
・相手に伝わりやすい説明力が身につく
・選択力、優先順位をつける力が鍛えられる
・自分の考えを堂々といえるようになる
という効果も期待できます」(山口先生)
相手が理解しやすいようにポイントを絞って話す練習は、次のゲームがオススメです。
「まるでプレゼン! 『ポイントは3つです』ゲーム」
このゲームは結論から話す練習になり、学校での発表も堂々とできるようになります。
正直に思った気持ちを大切に
気持ちを表す言葉にはポジティブな言葉とネガティブな言葉の両方があり、どちらも正直な自分の気持ちです。
普段から自分の気持ちを言葉にしていないと、小さな我慢が積もって、大きな悩みもいえなくなってしまうことがあります。一方で、自信を持って自分の気持ちを伝えられる習慣が身についている子どもは、友だちから嫌なことをされても「嫌だ」と口に出せて、自分を守ることができます。
親は先回りして気持ちを代弁することなく、子どもの気持ちをじっくり引き出してあげる。そんな姿勢が一生モノの「伝える力」を育てます。
取材・文/石牟礼ともよ
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◆山口 拓朗(やまぐち たくろう)
伝える力【話す・書く】研究所所長。山口拓朗ライティングサロン主宰。出版社で編集者・記者を経て独立。29年間で3800件以上の取材・執筆歴がある。現在は文章の書き方や伝え方など言語化やアウトプットの分野で、実践的なノウハウをセミナーやメディアを通して提供。NHK「あさイチ」ほかメディア出演多数。著書は『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』(ダイヤモンド社)など、国内外で60冊以上がある。
AI時代に差がつく「一生モノの言語化力」の育て方の連載は、全3回。
第1回「言葉を育てる土台作り」を読む。
第3回「言語化力の育て方」を読む。6月4日よりリンク有効





































