結婚のドサクサに紛れて仕事を辞め、栄養の勉強を開始
そんな中、料理はレシピに書かれているとおりに作ればちゃんと美味しいものができる。しかも親も友達も褒めてくれる。自分は何も生み出せていないと思っていたのが一転、「私、天才かも!」となって、楽しくて。『暮しの手帖』から『天然生活』、栗原はるみさんの本まで、あらゆるレシピを端から端まで作っていく、という日々でした。ただこのときもまだ、ただのレシピオタクで、やはり料理家になりたいなんて一ミリも思っていなかったですね。
でもまだ22歳。「若くないか?」と思って、大学に行って何か学ぼうと考えました。そのとき興味があったのが料理だったので、「なら栄養学かな」と進学して、最終的に管理栄養士の資格を取得。そこから少しずつ、今度は料理家として活動するようになったんです。
特別な食卓ではないけど楽しかった
ただオリジナリティはあったかな、と。我が家は誰かが風邪を引いたらいつも餃子だったのですが、なぜか母は鶏ひき肉を使っていて。青じそとかショウガとか一般的ではない具が入っていたし、野菜も塩ゆでせずにそのままくるんで片栗粉をつけて焼いていた。私はこれが大好きで、今も私の餃子はこのレシピです。







































































































