“鳥たちはどう生きるか” が感覚器官を見れば丸わかり! じつは鳥は目や耳がいいってほんと?
MOVE「鳥 新訂版」より鳥類学者・川上和人先生のミニ講義! その3
2023.11.22
鳥類学者:川上 和人
鳥の感覚器官にはふしぎがいっぱい
また、鳥の鼻は、においにあまり敏感ではないと思われてきましたが、最近の研究では、多くの鳥がにおいを感じとっていると考えられています。
頭蓋骨からわかることとは?
・視覚
世界中に1万種以上いる鳥それぞれが特徴的な色を持っています。鳥は色を使ってコミュニケーションをしているんです。
・聴覚
キレイな鳴き声でもわかるように、鳴き声もコミュニケーションのひとつ。
・嗅覚
自分の食べものなど特定のものに対しては、とてもよくはたらくと考えられています。鼻の穴がない種もいます。
・触覚
くちばしの先端に感覚器官があり、土の中や水の中にいる食べものを探知することができる種がいます。
川上 和人
1973年生まれ。森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。農学博士。著書に、『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『そもそも島に進化あり』『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』などがある。図鑑や絵本の監修も多く手がけている。 『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 https://amzn.to/3ZR6LHO 『そもそも島に進化あり』 https://amzn.to/48Pvf8v 『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』https://amzn.to/3rMIJS0
1973年生まれ。森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。農学博士。著書に、『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『そもそも島に進化あり』『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』などがある。図鑑や絵本の監修も多く手がけている。 『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』 https://amzn.to/3ZR6LHO 『そもそも島に進化あり』 https://amzn.to/48Pvf8v 『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』https://amzn.to/3rMIJS0