鳥も過去のつらい経験を活かして生きのびている!? ルアーフィッシングをする鳥に注目

MOVE「鳥 新訂版」より鳥類学者・川上和人先生のミニ講義! その4

鳥類学者:川上 和人

鳥も道具を使うってほんと?

ササゴイ ©️PIXTA
鳥は、それぞれの食べ物ものをとるのに適した形のくちばしをもっている。しかし、なかにはそのくちばしではとれない獲物も、道具を使うことでみごとにとってしまう鳥がいる。さらに道具を使うだけでなく、つくってしまう鳥もいるんだ。
MOVE「鳥 新訂版」より

鳥は工夫の名人! 鳥のスゴ技をピックアップしてご紹介

ナメクジ釣り
葉のふちにとげがあるパンダヌスという葉をくちばしで切りとって道具をつくり、くちばしではとどかないところにいるナメクジをとげで引っかけてつかまえます。

サボテンのとげで捕獲
サボテンのとげなどを道具として使い、木の中にいる虫をさしてつかまえます。

石で卵を叩き割る
厚くかたい殻のダチョウの卵を食べるとき、石をくちばしでくわえ、投げつけて割って食べます。この技は、教わって学習するものではなく、生まれつきもっている習性だと考えられています。

他にも、車をうまく使うカラスや、ルアーフィッシングをするササゴイ、なぜ鳥が工夫をしてエサをとるようになったのか、など川上先生の動画で詳しく学べる!

Dr.カワカミのミニ講義④「道具を使う鳥」について解説します!

【図鑑MOVEミニ講義④】「道具を使う鳥」について鳥類学者・川上和人先生が解説!

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かわかみ かずと

川上 和人

Kazuto Kawakami
鳥類学者

1973年生まれ。森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。農学博士。著書に、『鳥類学者...