
【ツバメが低く飛ぶと雨】天気の言い伝えって当たるの? 図鑑監修者に聞いてみた
よく言われる「天気のことわざ」観天望気は当たるのか?
2026.10.29
全3回の第3回 天気のことわざ
ツバメが低く飛ぶと雨
筆保弘徳先生(以下筆保先生):科学的な根拠はまだ十分ではないので、これだけで雨を予想するのは難しいと思います。ただ、ツバメがいつもより低く飛んでいることに気づいたら、「今日は雨が降るのかな?」と親子で話してみるのは面白いですね。
飛行機雲が長く残ると天気がくずれる
筆保先生:これは、ある程度科学的な根拠があると思います。飛行機雲が長く残るということは、上空の空気が湿っていることを示しています。ただし、上空が湿っているからといって、必ず雨が降るわけではありません。飛行機雲だけで天気を予想するのは難しいですが、天気の変化を知る一つの手がかりにはなります。
朝焼けは天気が悪くなる
筆保先生:これも、ある程度は科学的な説明ができます。日本付近では天気が西から東へ変わることが多いため、朝焼けが見えたあとに天気が悪くなることもあります。ただし、朝焼けが見えたからといって、必ず雨が降るわけではありません。朝焼けを見たら、西の空にどんな雲があるのか観察してみると面白いですね。
昔の人たちは、今のように天気予報の技術が発達していなかったので、空や雲の様子、生きものの行動などを観察して、明日の天気を予想していました。こうした経験から、さまざまな天気の言い伝えが生まれたのです。
科学的な根拠があるものもあれば、まだよくわかっていないものもあります。でも、大切なのは、身の回りの自然をよく観察して、「どうしてだろう?」と考えることです。
ぜひ親子で空を見上げて、言い伝えが本当に当たるのか、天気予報と比べてみてください。
\\筆保弘徳先生が監修//



































































筆保 弘徳
横浜国立大学教育学部教授。台風科学技術研究センター長、気象予報士、防災士。講義・講演や書籍の執筆を通じて、気象学や台風についての知識を、大人から子どもまで幅広く教えている。おもな監修書・著書に、『気象の図鑑』(監修 技術評論社)、『こちら、横浜国大「そらの研究室」! 天気と気象の特別授業』(共著 三笠書房)、『台風についてわかっていることいないこと』(共著 ベレ出版)、『台風の正体』(共著 朝倉書店)など多数。
横浜国立大学教育学部教授。台風科学技術研究センター長、気象予報士、防災士。講義・講演や書籍の執筆を通じて、気象学や台風についての知識を、大人から子どもまで幅広く教えている。おもな監修書・著書に、『気象の図鑑』(監修 技術評論社)、『こちら、横浜国大「そらの研究室」! 天気と気象の特別授業』(共著 三笠書房)、『台風についてわかっていることいないこと』(共著 ベレ出版)、『台風の正体』(共著 朝倉書店)など多数。