
【古生物学者調査記】アンモナイト化石を見つけるコツは?イギリスの化石産地を巡る旅
【古生物学者・相場大佑先生が見つけた古生物のふしぎ】イギリス編① (2/3) 1ページ目に戻る
2025.12.23
古生物学者:相場 大佑
お目当ての化石を探すコツ
地層から落ちてビーチにゴロゴロ転がっている岩石のブロックをハンマーで叩いて割ってみます。チョーク質の石灰岩は、思っていたよりは硬く、でも力いっぱいハンマーを当てると簡単に割れるくらいには柔らかい、化石探しにはちょうど良い硬さの岩石でした。
イノセラムスが入っている岩石をハンマーで割ってみましたが、出てくるのは二枚貝ばかりで、肝心のアンモナイトはなかなか見つかりません。
このような種類を「異常巻」と呼んだりします(異常巻と言っても病気などではありません。詳しくは以前書いたこちらの回をご覧ください)。
その後、「少しクリーム色っぽい岩」を選んでハンマーで割ってみると、アンモナイトが次々に見つかるようになりました。化石採集とはこういうもので、最初の一個を見つけることがとても重要です。
そして最初の一個を見つけたら、その岩の質感を覚えて同じ特徴をもつものを探す、というのがお目当ての化石を探すコツなのです。






























































